時を超えたロマンスと、その背景にある時代の流れに魅了された『アウトランダー』もついに終わりのときが決まりました。シーズン7の放送前に更新されたシーズン8がファイナルになることが発表されました。
『アウトランダー』は、海外ドラマ初心者だったわたしにとって、ある意味カルチャーショックを与えてくれたドラマでもあります。タイムトラベルがテーマかと思いきや、度肝を抜くロマンスシーンに、もうビックリ。当時は「これがお茶の間に放送されるの?(@_@;)」とドギマギしましたが、その濃密シーンにもなれてしまった自分がいることを思うと、時間の経過を実感します。
いつしか思い入れのあるドラマになった『アウトランダー』ですが、わたしの中でのクライマックスはカローデンの戦いあたりで、それ以降はジェイミー&クレアとその家族がたどる旅を傍観してるような感覚で観てるドラマになってます。そんなこともあり、終了と聞いて、残念な気持ちよりも、視聴者であるわたしたちを楽しませてくれたキャストや制作陣に感謝の思いしかありません。
さて、『アウトランダー』の終了は決定しましたが、スピンオフが制作されるとのこと。内容はジェイミーの両親にスポットを当てた前日譚になり、ジェイミーの両親とマータフの関係がどう描かれるのか興味津々です。できれば、作品の肝であるタイムトラベルをからめてほしいですが・・・どうなるでしょう。
終了が決まっても、まだまだ先のこと。(原作を読んでいないので)物語の展開を想像するのはやめにして、残された謎について。シリーズ最大の謎(?)として残っているシーズン1の第1話「サセナッフ」にて、クレアと2回めのハネムーン中にフランクが見たジェイミーらしき謎の人物のこと。タイムトラベルしたジェイミーなのか、幽霊なのか、単なる幻なのか・・・。どうやら原作者であるダイアナ・ガバルドンさんにはその答えがあるらしく、ドラマのほうで謎解きがされるのか注目したいと思います。