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『グレイズ・アナトミー』アレックス・カレフの選択【ネタバレあり】

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この記事は、シーズン16までの重大なネタバレを含んでいます
Alex Karev

 

 

ああ・・・さびしいっ。
ついにこの時が来てしまいました。
オリジナルメンバーのアレックスが番組を去りました。

 

なんとなくはみ出し者で、愛されキャラのジョージと張り合う姿などから、ヒールな印象だったアレックスがいつしか素顔を見せ、その実直で愛情深い人間性をみなが理解するようになり、16シーズン目。多くの上司に可愛がられ、迷うことなく小児外科医を専門に選んだアレックス。面倒見のよさもあり、女性運は良いとは言えなかったけど、その出会いと別れを見守るのも、これで最後。

 

今の率直な思いは、「殺されなくてよかった」ということと、「ジョー大丈夫?」の2つです。退場の理由は唖然とするものでしたが、キャラを簡単に殺してしまうグレアナの降板劇なので、正直、アレックスが生きてることにホッとしてます。

 

 

アレックスが出演したラストエピソードは、第8話「私という奇跡」で、その後はジョーが語るアレックス不在の内容のみ。そして、第16話「親愛なる君へ」のエピソード、1話まるっと使って、戻れない理由がアレックスからの手紙という形で語られます。

 

さよならの理由は、イジーがアレックスの子供(ふたご!)を産んで、育てていたからでした。(イジーがガンになったとき、受精卵を凍結したよね)医事委員会の審問会にかけられるメレディスを支えるため、アレックスはこれまであえて連絡を取らずにいたイジーに嘆願書を頼み、同時に子供の存在を知ったのでした。

 

嫌いになったわけではなく、ただ、進む道が分かれてしまった愛する人…そんなイジーとの間に子供がいると知ったアレックスの戸惑いと喜びは想像に難しくなく、駆け付けずにはいられなかった気持ちも理解できます。子供がいなければ、まだ愛していたとしても、再会したイジーとモトサヤってことにはならなかったはずです。だってジョーを愛する気持ちも本物だから。

 

アレックスの去る理由がイジーと子供たちだと知った時は、子供のそばにいたいアレックスの気持ちは理解できても、母に捨てられた絶望からやっと立ち直ったジョーを捨てることができる?アレックスがそんなことする?と激しく疑問でした。でも、時間が経つと、辛い子供時代を経験したアレックスだからこその決断で、同じように辛い子供時代を送ったジョーだからこそ受け入れちゃうんだな、と思えるようになりました。

 

 

記事にしようと思ったときは、不満ぶりぶりだったのですが、「仕方ない」と思えるようになった理由は、第16話がアレックスの歩みを振り返る過去映像を交えたものだったからかもしれません。アレックスとイジーの出会いからふたりがどんなふうに互いを愛したのか、強引なまでに見せつけられ、ああ、もう仕方ないやって納得しちゃった感じです。

 

突然、目の前に出現した人生の選択を、アレックスは自分の心に従って選んだんですよね。生きているのだから、いつかまたどこかで・・・も、あるかもしれません。アレックスについて、残された心配事はジョーのことのみです。グレアナのことなので、ジョーには新しい出会いと、充実したキャリアが待っていると期待し、応援しようと思います。

 

 

さよなら、デビルと呼ばれ、愛されたアレックス。正しい選択だったと思えるような、幸せな人生を送りますように。

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