ついについにファイナルのアナウンスがありました。シーズン10がラストです。
終了のニュースを聞いてまず心に浮かんだことは、打ち切りにならなくて良かったということ。大ヒットドラマなので、「打ち切りなんてありえない!」と信じつつも、何が起きるのか分からない昨今。とりあえずシーズン10をやってみて、その結果、キャンセルになる可能性もあったと思うので、この物語が完結の形で終わることに安堵しています。
リズという大きな存在を失ったシーズン9は、新章ともいえる『ブラックリスト』の世界を見せてくれたことに驚きと称賛の気持ちもありましたが、やはりそこはかとなく寂しさが漂うシーズンでした。最大の謎であったレッドの正体もシーズン8で示唆され、さらにシーズン9をもってアラムとパクが去ったので、『ブラックリスト』の魅力が褪せてしまったようにも感じてました。そんなわけで、終了することには大賛成。あとは納得のいく結末を描いてくれることを祈るのみです。
さて、ドラマの主人公であるレッドの結末について想像してみると、生き延びるのは難しいのではないかなという予感がしております。もちろん、煩わしい事情から解き放たれて、どこかで幸せをのんびり味わう姿で終わってほしいと願ってますが、“因果は巡る”的な想像を打ち消すことはできません。
ひとつ、「これだけはやめてね」と思っているラストシーンが、数年後のアグネスが母リズやレッド、そしてブラックリストのチームのことを懐かしく振り返るというもの。それって綺麗すぎて、定番すぎて・・・。『ブラックリスト』らしいラストシーンをはやくも熱望しております(~_~;)
アメリカでのファイナルシーズンの放送はこれから(2023年2月26日〜)。どんなクライマックスに向かうのか、あれこれ想像したり、期待しながら、ネタバレ踏まないように、ワクワクを貯めて最終章に備えようと思います。