死人がかっぽするディストピアドラマTWDのシーズン9から登場した囁く者アルファ(←TWDの中でも最悪な恐ろしさの敵)の娘リディア。
私はラブ・リーガル
シーズン6 第7話「愛してるのタイミング」
『私はラブ・リーガル』の主人公ジェーンに弁護を依頼する白血病を患う14歳の少女ローラ役で出演していました。
骨髄移植が必要なローラは家族(父親は精子ドナー)や親族に適合者がなく、運良く見つかったドナーに手術前夜にドタキャンされてしまい、途方に暮れて弁護士ジェーンを頼るという役どころ。ドタキャンしたドナーにも相当の理由があり、機転が利く(&敏腕)弁護士ジェーンのあの手この手の戦術とジェーンの親友ステイシーの助言で同じ精子ドナーから生まれた姉が見つかる・・・という内容。
命綱のドナーを失ったローラは生死の境にいる難しい役でしたが、見た目は元気!セリフはほぼなく、切羽詰まった母の隣にいるというシーンばかり。そんなローラの見せ場は、ジェーンのオフィスで気分が悪くなってふらふらと倒れるシーンと、「移植はもういいから、少しだけ姉と一緒にいさせてください」と訴えるシーンでした。
キャサディ・マクリンシー(Cassady McClincy)
2000年9月1日 オハイオ州生まれ
TWDの主人公リックが去った後のキーパーソンを担ったうえ、複雑な生い立ちを持つリディアの鬱屈した葛藤を見事に表現したキャサディ・マクリンシーさん。
『私はラブリーガル』への出演はTWDより5年ほど前になりますが、好意的に見ても驚くほどの拙い演技。死期が迫る少女の儚げな雰囲気を醸し出そうとしておりますが、まるで他人事で、リアルさを損なう視線の数々。この演技力から、あのリディアを演じたかと思うとすさまじい成長に感動します。