自閉症でサヴァン症候群の外科医ショーンの成長を描く『グッド・ドクター〜名医の条件〜』で、ショーンの指導医というだけでなく、ライバル関係だったリムや教え子クレアとの特別な絆が描かれた存在感ある医師メレンデス。
クローザー
シーズン6第9話「最後に残った女」
殺害された女優(本職は事務員?)ジュディ・リンと出会い系サイトで知り合い、殺害された日にデートしていた容疑者マーク・トーレス役で出演していました。
婚約者がいるというのに2週間で11人もの女性とデートしていたトーレスの殺し文句は「危険な香り」・・・。ある意味、モテ男と言えるかもしれないトーレスの見せ場は、尋問のプロである『クローザー』の主人公ブレンダによる取り調べシーンでした。数々の証拠を手にしたブレンダに追い詰められても、「ただの偶然」「身内に警官がいる」と言い張り、強気な態度を変えないところ。婚約者は「(数多くの女性と関係を持つのは)依存症の一種」と理解ある人だったけれど、その後が気になるトーレスでした。
余談ではありますが、メレンデス先生だけでなく、このエピソードは「こんなところにあの人が!」が連発。歯に糸くずをつけた死体で登場する被害者ジュディ・リン役は『ベター・コール・ソウル』でキム・ウェクスラーを演じたレイ・シーホーン。警察にマークされてるトーレスのデート相手は『ニュー・アムステルダム』の主人公マックスの妻ジョージア役リサ・オヘア。もひとつおまけに、トーレスの婚約者は1995年のサンドラ・ブロック主演のクリスマス映画『あなたが寝てる間に』(←わたしのお気に入り)で、サンドラ演じるルーシーが知り合う暖か家族キャラハン家の末っ子メアリーを演じてたモニカ・キーナでした。オタク心がメラメラ…(;´∀`)
ニコラス・ゴンザレス(Nicholas Gonzalez)
1976年1月3日(テキサス州生まれ)
1976年1月3日(テキサス州生まれ)
この記事を書くにあたって調べてみたのですが、『グッド・ドクター』以前の出演作を見てみると、わたしの好きな『グリム』や『BONES』にもゲスト出演されていました。出演作の多さからも変幻自在な俳優さんなんだと納得です。さて、『グッド・ドクター』の中でもモテキャラだったメレンデス先生は(『クローザー』のトーレス役と重なるところです)恋愛模様も気になるキャラでしたが、最も印象に残っている出来事は衝撃的だった退場劇です。思えば、わたしの『グッド・ドクター』離れは、メレンデス先生降板あたりから。メレンデス先生をピックアップしながら、あらためてしみじみしてます。