Episode6 Sexy Beast
保安官マイクとリヴにサム殺害に使われたボツリヌス毒素についての見解を求められたハリーは言葉に詰まる。ネットの知識で医師の仕事をこなしているハリーは、ボツリヌス毒の知識がないのだ。ハリーがごまかそうとしている中、町長ベンがサムの後任イーサン・ストーン医師を連れてくる。
処方箋の捜査
さっそくボツリヌス毒素について分かりやすく説明し、サムの解剖報告書を解説したイーサンは、診療所のスタッフだけでなく偏屈なマイクからも歓迎される。マイクの「本物の医者が来てくれて心強い」という言葉に刺激されたハリーはイーサンと張り合い、処方箋用紙が盗まれたと教えてしまう。
マイクの興味を引いたハリーは満足するが、通報していなかったアスタは動揺する。糖尿病の持病があったサムが自分のインスリン処方のために処方箋用紙を持ち出したと思ったと説明したアスタは高校生のパーティーで没収した薬を見せ、マイクとリヴは学校へ向かう。
高校生を聴取するマイクに廊下での見張りを命じられたリヴは、校内で聞き込みをする。マイクが何も情報を得られなかった一方で、リヴは“薬剤師”と呼ばれる売人の処方箋の受け渡し方法を突き止める。
マイクに珍しく褒められたリヴは、容疑者リストにジェイの名前を載せなかったアスタにその理由を質問する。必要ないと思ったからと説明するアスタだが、リヴを納得させることはできない。「処方箋用紙を盗んだのはあなたの大切な人かも」とリヴに指摘されたアスタは、元夫のジミーも容疑者のひとりだと思い至る。
ハリーの宇宙船
経歴も人間性も魅力的なイーサンはペイシェンスの住人に歓迎され、妻がいたハリーに落胆していたダーシーはイーサンと一夜を過ごす。人気者のイーサンに嫉妬するハリーだが、診療所の仕事から解放されたことで装置捜索に集中する。問題は、人間ハリーの妻イザベルだ。宇宙船の重要な部品はほぼ回収したものの、NYへ帰ろうとしないイザベルと甘い生活を送るハリーは、残りの1つが回収できずにいるのだ。
イザベルを薬で眠らせたハリーは山へ出かけ、雪に埋もれた最後のピースを発見する。装置を組み立てたハリーは再び薬入りのコーヒーでイザベルを眠らせ、宇宙船のもとへ向かう。しかし、そこにあるはずの宇宙船は消えていた。
人間には見えないはずのハリーの宇宙船を持ち去ったのは、将官の命令で墜落した宇宙船とその操縦士を捜すローガンとキャスパーだった。50年前の嵐の夜に宇宙船を目撃して以来、将官は地球外生命体を探していたのだ。将官からどんな手を使ってもエイリアンを確保するよう命じられているキャスパーたちは、困惑するハリーを監視していた。
おちゃのま感想
謎のふたり組は軍の極秘任務だったんですね〜。というか、将官の個人的な任務なのかな。宇宙船を奪われたうえ、監視する彼らに姿を見られたハリーは大ピンチですね。ハリーの性格を考えると、捕まることより宇宙船を失くしたことのほうが大問題かも。宇宙船なしでは故郷に帰れませんよねえ。
新しいキャラ(医師のイーサン)が登場し、人間関係も面白くなってきました。ひねくれ者の自分としては、完璧すぎるイーサンを怪しんでしまってます。確かイザベルによると、人間ハリーは誰かから逃げてたような?
今回のツボは、アスタ、ダーシー、リヴ、アスタのいとこのケイラが昔話しながらボウリングするところ。進んだ道はそれぞれだけど、みんな友達。高校時代から一番変わったのはダーシーなのかな?なんてったってオリンピアン!