Episode7 By Dawn’s Early Light
【ざっくりあらすじ】
フェスティバル会場で花火が爆発する事故が起き、大勢の負傷者が出た。帰国したシド(戦地でドリューの上司だったジェニングス医師)とその娘ライリーと会場にいたドリューは、大やけどを負った親子を救助した。TCと現場へ駆け付けたトファーは、花火を積んだトラックの消火を手伝おうとして吹き飛ばされてしまった。
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↓ネタバレを含みます↓
診療メモ:シングルマザーの母と娘
ドリューとシドが救助したリンダは腕の腱まで及ぶひどい熱傷で、トファーから医療行為許可を与えられたシドが手術を担当し、助手にはクレメンスがついた。シングルマザーだというリンダは娘のことを心配し続け、「手が使えなくなったら働けない」と絶望した。
リンダの手術は無事に終わり、リンダは腕を失わずに済んだ。シドが除隊すると聞いたクレメンスは、シドの医師としての実力と患者に寄り添う姿勢を認め病院で雇うとオファーした。
リンダの娘ダリカはドリューとジョーダンが担当し、シドの娘ライリーも付き添っていた。ダリカは爆風で飛ばされた破片が身体に刺さり、顔に大きな傷がついてしまった。ドリューは形成外科医が綺麗にしてくれると説明するが、ダリカは「そんなお金はない」と声を震わせた。
ふたりの会話を聞いていたライリーは、形成外科医の自分のパパが無料で治してくれると請け合った。軽はずみな約束をするライリーをドリューは心配するが、ライリーはパパは必ずOKすると自信満々だ。
ライリーが父親へ電話している様子を見ていたドリューは、説明するため電話をかわることになった。父親はドリューの存在を知らず、ドリューは柔術を習うライリーの送迎をしていると説明した。ライリーの父親は柔術に反対で、単独親権を請求している元夫に有利な情報を教えてしまったドリューにシドは激怒した。
シドの元夫はDCへ引っ越す予定で、ライリーの単独親権を希望していた。シドはライリーのため、自分もDCへ行くと決めた。落ち着きを取り戻したシドは、ドリューに謝り「あなたは家族の一員」と伝え去って行った。
リンダ親子の治療費は退役軍人の慈善団体が援助することになり、ダリカの顔の傷はライリーのパパが無料で引き受けた。
診療メモ:シャノンとポール
ホームレスふうなハロルドと名乗る男性が、体中が痛いと訴えERへやってきた。ケニーは薬目当てだと決めつけたが、ハロルドの手の甲のタトゥーを見たシャノンは、画家のヨーヨーだと気が付いた。
ハロルドの膝の腫れが気になったシャノンは、ポールに診察を依頼した。ポールの処置の間もハロルドは絵を描き続けている。シャノンは「画家になるのが夢だった」と話し、地元の期待に応えて医者になるしかなかったとポールに打ち明けた。
ハロルドの検査結果を見たシャノンは、痛風と診断した。しかし、ポールは腎臓が機能してない点から痛風ではないと考え、自分の予想を確認するためハロルドの絵の具を盗んだ。ポールはハロルドが筆をなめていたことからカドミウム中毒を疑ったのだ。ポールの予想通り絵の具にカドミウムが含まれていることがわかり、ハロルドはカドミウム中毒だと判明した。
早期に対処できたハロルドはキレート療法で良くなるはずだ。ハロルドに付き添っていたシャノンは、病室に顔を出したポールにデッザンを手渡した。ポールはハロルドが描いたと思い感心するが、それはシャノンが描いたものだった。病室を出て行ったシャノンにポールが戸惑っていると、寝ていたはずのハロルドが「半分寝てても(シャノンが)先生にホレてるのはわかる」とつぶやいた。
トファーの現実
現場の爆発で吹き飛ばされたトファーは、その後も働き続けていた。脳内出血の症状が見られるトファーを心配するTCは、ジョーダンとともにトファーのチーフの権限を取り上げた。
TCとトファーはケンカを始め、ジョーダンはトファーに「大丈夫だと証明するために検査を受けなさい」と命令した。検査を受けるトファーは、今度はジョーダンに噛みついた。
検査の結果、トファーは脳震盪を起こしていたことがわかった。
やっと落ち着きを取り戻したトファーは、歳をとった現実にあらがっていたと打ち明け、「1週間は控えに回る」とTCに話した。
シャノンとポールが~
シャノンがこれまでポールに辛辣な態度を取っていたのは「好きだったから」・・・みたいです。
この先どうなるのかはわかりませんが、やっとトゲトゲしてないシャノンが観られるようになったのはよかったです。今回は、チラリとポールを見る視線に、乙女なシャノンを感じさせられました(^^)