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ハンドメイズ・テイル/侍女の物語 1 第2話「出産の日」【あらすじ感想】

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Episode2 Birth Day

【ざっくりあらすじ】
オブグレンとの散歩の途中、父が通い娘に洗礼を与えた大切な教会が取り壊されているのを見たオブフレッドは思わず足を止めた。禁じられている前の世界の話をしていたオブフレッドとオブグレンは、現れた『目』に緊張した。

 

 

危険な知らせ

『目』が去ると、オブグレンは唐突に「仲間になって」とオブフレッドを誘った。前の世界で同性愛者のうえ大学教授だったというオブグレンは、通常ならコロニーに送られるはずの女性だ。謎を感じていたオブグレンは反抗グループと繋がっていたのだ。しかし、反抗グループが存在しているとしても、現政府軍(信徒の守護者)と戦っているアメリカは首都をアンカレジに移し、国旗に描かれる星も今やふたつしかないのが現実だった。

 

 

オブフレッドは即座に断ったが、司令官の中でも大物のウォーターフォードを探って欲しいオブグレンは諦めなかった。

 

 

散歩から戻ったオブフレッドは運転手のニックから「オブグレンには気をつけろ」と忠告された。ニックが『目』ではないかと疑うオブフレッドは冷静にやりすごそうと努めるが、ニックが伝えた司令官の伝言はさらにオブフレッドを動揺させるものだった。

 

 

司令官は自分の書斎へオブフレッドを呼んだのだ。侍女が司令官とふたりになることが禁じられているだけでなく、書斎は妻も入ることのできない女性禁止の聖域だ。

 

 

 

侍女の出産

オブウォーレン(ジャニーン)のお産が始まり、オブフレッドは迎えの赤い出産車に乗り、ほかの侍女たちとオブウォーレンのいる屋敷へ運ばれた。屋敷では妊婦ではない妻も出産を演じ、励ましの言葉をかける妻たちの中にセリーナもいた。テーブルには贅沢なお菓子や飲み物が準備されていたが、それはすべて模擬出産をする妻たちのためのものだ。

 

 

本物の妊婦であるオブウォーレンは本物の産みの苦しみと闘い、オブウォーレンを見守る侍女たちは恐ろしいほど真剣なリディア小母の声に唱和した。

 

 

いよいよ出産のときになり、妻が部屋へ入ってきた。オブウォーレンは妻の足下で女の子を出産し、赤ちゃんが産声をあげると部屋にいる全員が同じ喜びを感じ笑顔になった。赤ちゃんはリディア小母から妻へ渡され、妻はそれまでオブウォーレンが使っていた豪華なベッドに横たわり、我が子の名を「アンジェラ」だと発表した。

 

 

妻たちがオブウォーレンを労うことはなく、出産してもオブウォーレンはただの道具だった。涙するオブウォーレンの周りにはいつしか侍女の輪ができていた。

 

 

 

司令官のゲーム

オブフレッドから『司令官の伝言』を相談されたオブグレンは、危険を冒し他の侍女たちに探りを入れた。しかし、情報は何も得られず、オブフレッドは運転手がオブグレンを危険だと話していたことを知らせた。

 

 

司令官の指定した時間になった。ドアの先には死が待っているかも知れないと恐れても、オブフレッドは書斎のドアをノックするしかない。

 

 

緊張と戸惑いで現れたオブフレッドを司令官はくつろいだ様子で迎え入れた。司令官はオブフレッドを椅子に座らせ、さらに掟を破り自分を見ることを求めた。オブフレッドと視線を合わせた司令官は「驚くかもしれないが君とゲームがしたい」とスクラブルのボードを取り出した。

 

 

前の世界では出版社で編集の仕事をしていたオブフレッドは司令官の好敵手となった。僅差で勝った司令官は満足げに再試合を申し込み、応じたオブフレッドはさりげなく司令官が来週DCへ行くことを聞き出した。オブフレッドをドアまで送った司令官は、さらに危険を冒し握手を求めた。

 

 

翌日の散歩の時間。いつものように門の外に立つオブグレンは、あのオブグレンではなかった。心を許しあえたあのオブグレンは、オブフレッドの世界から消えてしまったのだ。

 

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おちゃのま感想 ★★★★

第2話では出産が描かれました。
ここでも侍女たち、妻たち、それぞれ異様な儀式が決められてます。

 

どうしても侍女側に視点を置いて観てしまうのだけど、妻側がこの異様な掟を受け入れているのは、拒むことのできない理由があるんですよね~。拒否できない事情はやはり恐ろしい罰か処刑が待っているからだと想像しております。

 

慎重そうに見えて、大胆な面もあった(元)オブグレンが消えました。自らの意思で消えることができるとは思えないんですが、コロニーに送られたんしょうか。

 

束の間だったとはいえ、オブグレンはオブフレッドにとって非常に大切な存在だったはず。喪失感を隠し、用心深く生活を送れるか心配です。

 

まだ第2話ですが小説をベースにしつつもドラマオリジナルな部分も多く、先々の展開が楽しみです。オブフレッドは地元の女性だったんですね~。いずれ知り合いと出会う…なんてこともあるんでしょうか。

 

オブウォーレンが仕える司令官の妻役は『Major Crimes』でラスティママのシャロン・ベックを演じたエヴァー・カラディーン(Ever Carradine)さんでした。この女優さんの妊婦姿(今回はフリだけど)を見るのは、これで3作目~( ̄▽ ̄;)
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