
Episode14 Natural Born Wesen
【ざっくりあらすじ】
ヴェッセンがヴォーガした姿で銀行を襲う事件が起きた。人間には狼のようなマスクをつけているように見えていたが、偶然銀行にモンローが居合わせたことで、犯人たちが「ブルットバッド2人とスカレンゲック1人」の三人組だと判明した。モンローは、これは重大なヴェッセンの掟破りだとニックに知らせ、大変な事になる前に手を打つべきだと話した。
動物たちは 泥棒を追い払うためある方法を取ることに決めた
”シュヴァーベン”の掟
ヴェッセン界の掟破りを懸念するモンローも捜査に協力する事になり、怪しげなヴェッセンたちが集まる専用バーを見つけて来た。
ニックは一緒にバーへ行こうとするがヴェッセンでなければ入店できず、結局モンローひとりで店へ向かわせた。 店内で銀行強盗について探りをいれているモンローは、事もあろうか銀行強盗本人に声をかけてしまった。
モンローが強盗した銀行にいた男だと気づいた犯人たちは、モンローにからみたちまち乱闘騒ぎになった。 外で待機していたニックとハンクは、バーでの乱闘騒ぎを知り店に踏み込んだ。モンローの活躍で、犯人のうちふたりはコールとクリスタという名前だと判明した。
しかし、 バーも被害を訴えず犯人たちを逮捕することはできない。モンローはニックにグリムとして対処しろと求めるが、ニックは「刑事として対処する」としか言えなかった。
そしてまた銀行強盗事件が起き、今度は被害者2人が射殺されてしまった。
ヴェッセン評議会
スパイスショップに、今回の掟破りを知ったヴェッセンたちが押し掛けた。 口々に不安をもらすヴェッセンたちに帰るよう説得したロザリーは、モンローに家族の事を打ち明けた。
ロザリーの父親は、ヴェッセン評議会と(危うい)同盟関係にあり、評議会の手法に反発しながらも務めを果たしていたという。父の死後はロザリーの兄がその役割を継いでいたが、兄が死んでしまった今、ロザリーが引き継ぐしかない。
ロザリーは、評議会の連絡先であるデ・グルート氏に「掟の違反」を通報した。 そして、レナードもまたデ・グルート宛てに犯人たちの写真を添付したメールを送信していた。
評議会の解決法
犯人たちが刑務所で知り合った事がわかり、住所も判明した。
ニックたちが犯人宅へ向かうと、そこには喉を切り裂かれた犯人の遺体があった。スカレンゲックとブルットバッドは仲間割れして、スカレンゲックの男は殺されてしまったのだ。
廃工場に逃げたブルットバッドたちを追ったニックとハンクは、銃撃の末ふたりを逮捕した。銀行から盗んだ金も見つかり、これで証拠も確保した。
逮捕されてもブルットバッドたちは、何も証明できないと強気な態度のままだ。 署へ連行されたブルットバッドたちは、マスコミに紛れて潜んでいた男に射殺されてしまった。暗殺者を送ったのは、ヴェッセン評議会だった。
呪いを解くための副作用
浄化の薬を飲んだニックの血を使い、ロザリーは解毒剤を作った。 ジュリエットとレナードは解毒剤を飲んだがすぐに効果は現れず、ジュリエットは不機嫌な様子で帰宅していった。
自宅へ戻ったジュリエットは、家に入るなり不思議な現象に遭遇した。床には大きな穴が開き、階段はどこまでも伸びて先が見えない状態だ。外にも逃げられず、携帯も穴に落としてしまい助けも呼べない。
携帯の着信音を頼りに、勇気を出して足を踏み出したジュリエット。するとジュリエットが進むと床が現れ始めた。ジュリエットが携帯をつかみ電話に出ると、ニックからの電話だった。
ニックの声に安堵したジュリエットは、良くなってきていると報告するだけだった。 夜。発信者不明の電話に出たジュリエットは、またしてもベッドの周りの床がなくなるという不思議な現象に見舞われてしまっていた。
おちゃのま感想 ★★★
(わたし的に)モンロー活躍のエピソード╭( ・ㅂ・)و̑
ヴェッセン評議会なるものが登場しました。
ヴェッセン界の掟を守る為に、かなり強引な手法で解決する組織?のようです。
ロザリーは、義務として評議会と関係を続けるしかないのかな~。
レナードも通報してたけど、レナードも評議会と繋がってるんですかね。
ロザリーの場合は受け継がれた家族の仕事のようなものみたいだけど、王家の出のレナードはどういう繋がりなんでしょ。
解毒薬を飲んだジュリエットが見ている現象は、治る為に必要なステップなのか、単に副作用なのか。かなりオカルトな現象に遭遇しているジュリエットです。