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グッド・ドクター~名医の条件~6 第1~10話の感想【ネタバレあり】

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The Good Doctor
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Episode1〜10

この記事はわたしの感想をまとめたものです。あらすじの詳細は省きました。ご了承下さい。

ざっくりあらすじ

看護師ヴィラヌーヴァの元恋人オーウェンに刺されたリムは重症を負う。グラスマンの判断に納得していなかったショーンは独断で術式を変えた結果、リムは下半身が麻痺する。車椅子生活になったリムは、「命を救った」と豪語するショーンを許せない。リムは「仕事以外の会話は拒否する」とショーンに告げ、グラスマンも思いやりを示さないショーンと距離を置くようになる。やがて、ショーンはリムの再手術を思いつくが…

おちゃのま感想

すっかり心が離れてしまった『グッド・ドクター』ですが、WOWOWさんでファイナルシーズンの放送が始まったこともあり、「やはりラストは見なきゃ!」と自分に言い聞かせてシーズン6の視聴を始めました。離れた心が戻ったわけではないので、相変わらずの辛口感想になりそうですが、大目に見てやってくださいませ(* ᴗ ᴗ)⁾⁾

 

前シーズンから引き継がれたヴィラヌーヴァのDV恋人オーウェンによる襲撃事件について感じたことは、やはり病院襲撃事件を扱ったことのある『グレイズ・アナトミー』の二番煎じは否めないということ。『グッド・ドクター』は、倒れたリムに亡くなった弟が重なるショーンがパニックを乗り越えてリムを救う・・・という部分が見どころだった思うのですが、静まり返った院内の様子は違和感があり、患者さんたちの安全をなおざりにした(ERで順番待ちしてた患者を放置してた)演出は残念でした。

 

前半10話までの大きなテーマは、亀裂が入ったショーンとリムの関係だったと思います。学ぶ立場から責任ある外科医になったショーンの新たなる壁は、比類なき才能ゆえの傲慢さと課題であるはずの共感力。ドラマの中で時折はさまれるショーンの率直な物言いは笑いを誘うエッセンスだったりもしますが、車椅子で出勤したリムに「命を救った」と笑顔で言い放つ場面は見ていて心が萎えてしまいました。そんなショーンに落胆したのはわたしだけではなく、グラスマン先生もでした。ショーンを息子のように愛するグラスマンの場合は、彼の心の成長をサポートできなかったという苦い思いもあるように感じます。

 

そのほかのキャラに目を向けると、やはりモーガンに注目です。キャリア優先のモーガンが子供を持ちたいと願い、母になると決意した件は、かなり唐突に感じましたが、パクとの関係を描く伏線なのだと勝手に解釈しております。

 

さて、(いつものように)未熟な部分は才能で補うという流れで、ショーン提案の手術を受けたリムは再び歩けるようになり、ふたりの間にあった確執も終わり、前半の山場は終了です。後半のテーマはリアの妊娠。前半は良い点を探せませんでしたが、後半はもう少しショーンに寄り添えるよう視点を変えて見てみようと思います。
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