Episode9 Tomorrow
【ざっくりあらすじ】
「どんな手を使ってでもコアを手に入れる」と宣言したジョーンズは、自ら作戦を決行する。
2043年 スピアヘッド襲撃
内部分裂を避けるため、ジョーンズは他の科学者やウィットリーたち戦闘員に、突然変異したウイルスの写真を見せた。ウイルスは突然変異を繰り返し進化を続け、フォスターのワクチン研究は追いつかないと説明した。
ジョーンズの説明を聞いたラムゼは、エレナにフォスターのワクチン開発は嘘だと話すが、研究所で働いているエレナはラムゼの話を信じない。エレナはフォスターの研究を証明すると言い、ラムゼを研究室へ連れて行った。フォスターに見つかったふたりは研究室に閉じ込められたが、エレナが手錠をはずし脱走した。
ジョーンズは直接フォスターに会い、最後のチャンスを与えに来たと話した。昔を懐かしむような話題で会話をするジョーンズとフォスターだが、ジョーンズは表情も変えず突然フォスターを撃ち殺してしまった。
ウィットリーは襲撃前に父に会い、フォスターの嘘を説明し自分たちに協力するよう説得をした。ウィットリーの父の協力で、ジョーンズたちの兵はスピアヘッドに侵入した。ジョーンズの兵は抵抗する人々を銃殺し、ウィットリーの父も犠牲になった。ジョーンズにとって、過去をリセットすることが唯一自分の信じる世界を救う方法だ。ジョーンズは、殺害された人々の先にあるコアを手に入れた。
2043年 襲撃の後
ラムゼは以前コールと隠れていた場所へエレナとサミュエルを避難させた。
家族同然の人たちを殺害されたエレナは、ジョーンズを憎んだ。「世界を救おうとしてるんだ」とラムゼがとりなすが、エレナは治療法はあったと主張した。エレナに「ウソつきは彼女の方かもと考えたことある?」と聞かれたラムゼは、言葉を失くしてしまった。
ジョーンズは『2033年型ウイルス治癒』の記録を焼き捨てた。
2017年 コールとキャシーの再会
コールは免疫を持つ人間を探すCDCのニュースでキャシーの姿を見て、この時代のキャシーに会うことにした。
侵入した一般人を射殺している現場で、コールは「俺はアメリカ人だ。免疫がある!」と訴えた。コールの腕の痣を確認した兵士は、コールをある女性兵士の車へ連れて行った。女性兵士はコールの名前を知っていて、アメリカへ連れて行くと話した。コールは自分の名前を知っている理由を聞くが、女性兵士は答えかねるとそっけない。
再会したこの時代のキャシーは、感染し衰弱していた。
未来へ戻れず2017年に来たらしいと話すコールに、キャシーは「まだ知らないのね」と言い、爆撃後の2年間にいろんなことが起きたと話した。コールは教えて欲しいと言うが、キャシーは筋書きは変えられないと言い「持ってて」と紙切れを渡した。キャシーは「答えはきっと見つかる。あなたならできる」とコールを励ました。キャシーは「またね」と言葉を残し、コールの腕の中で息をひきとった。
キャシーの額から唇を離せないコールは、未来へ呼び戻されてしまう。
キャシーは、2043年の世界でコールが見つけた姿でその場に残された。キャシーの腕には、あの腕時計があった。
2043年
未来へ戻ったコールは、2017年で疫病が始まったこと、キャシーが亡くなったことを報告した。
エレナを信じたラムゼは、ジョーンズの犯した罪をコールに教え任務をやめろと話した。任務が重要と考えるコールは、ラムゼに従うつもりはなかった。ラムゼはそんなコールを殴り、ふたりはお互いの考えが違うことを認識した。
おちゃのま感想
このタイムマシーンへの妄信ぶりは、ジョーンズ語るフォスターとなんら変わらないと思います。否定していたフォスターの研究資料らしきものも燃やしてしまいました。
しかも悪いことに、ジョーンズの場合は、コールが任務に成功して現在の世界がリセットされたら、自分の罪を知る人もいなくなると思っているところ。それなら、どんな犯罪だって犯してしまうってコトです。恐ろしき考えのジョーンズです。
2017年の世界は疫病が蔓延し、大変な事態になってました。
キャシーもコールの腕の中で命を落としてしまって・・・。
コールは任務を続け、世界を救うだけでなくキャシーを救う気持ちが強くなったようです。
ラムゼは、最初はコールに任務を勧めていたんですねー。それなのに今度は、エレナの言い分を信じ反対を唱える立場に。コールとラムゼの友情は絶対かと思ってましたが、今回ヒビが入ってしまいました。