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ウエストワールド シーズン1 | ネタバレ感想

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Westworld_1

シーズン1 全10話

【ざっくりあらすじ】
体験型テーマパーク”ウエストワールド”は、死を恐れることなくリアルなバイオレンスを体験できる場所だった。高額な入場料を支払った客を迎えるホストと呼ばれるアンドロイドたちは、人間のように感情を持ち意思があるかに見える。しかし、彼らは記憶の消去を繰り返し、シナリオに基づいて管理されていた。

 

 

 

↓ネタバレを含みます↓

 

 

おちゃのま感想★★★★

JJエイブラムス、ジョナサン・ノーラン・・・ときて、音楽担当ラミン・ジャヴァディ。
そしてテーマが”人工知能”。

これ、『パーソンオブインタレスト』ファンのわたしとしては思わず心がときめいてしまいます。POIと同じくテーマはSFですが『ウェストワールド』で描かれたのは”人間の本性”だったかな・・・と思います。

 

このドラマ最大のポイントは、豪華な俳優陣です。
アンソニー・ホプキンス演じるフォードの存在感も抜群だったけど、何より素晴らしく感じたのはエヴァン・レイチェル・ウッド演じるドロレス(アンドロイド)でした。

ないはずの記憶に混乱する姿や、意志を感じる瞳の人間らしい側面と、機能停止時の無機質な姿の演じ分けが見事でした。ジミ・シンプソンの(来園者の)ウィリアム役も、また良かったです。この俳優さんの持つやわらかい雰囲気と、悩み抱える善良な青年役がハマっていました。

 

 

 

【ざっくりあらすじ】のつづき

ストーリーは大きくわけて
・黒服の男(人間)
・農場の娘ドロレス(ホスト)
・娼館の女主人メーヴ(ホスト)
・ウェストワールドを運営管理する人間たち(アンソニー・ホプキンス演じるフォードなど)
に分かれていたと思います。

 

このそれぞれのストーリーが独立して進んでいるように見え、なかなか引き込まれず毎回消化不良が続いたのですが、これは過去と現在が入り混じって描かれていたためだったとラストで判明します。最終話でバラバラしていた事柄が繋がり・・・ストンと納得できる展開になってました。

 

パークの中では、客である人間はどれほど残虐な事をしてもホストであるアンドロイドたちに報復されることはありません。自分が殺されることを心配せずに好き放題できるのです。これがパークの絶対的なルールです。高額な入場料を支払うお客たちの楽しみは現実逃避したロマンではなく、暴力や殺戮です。そんなわけで、ホストであるアンドロイドたちはそのたび修復され記憶を消され現場へ戻されることを繰り返してます。

 

自分にないはずの記憶に気づき始めたドロレスやメーヴに変化が現れ、それぞれシナリオにないはずの行動を取り始めます。アンドロイドに自我が芽生えた・・・と思う展開なのですが、これは極秘にフォードがプログラムしていたシナリオでした。パークを運営する株主たちに対する反乱を、創設者であるフォードは密かにすすめていたのでした。

 

フォードの新しいシナリオでは、”ホストは人間を殺さない”という絶対的なルールがありません。新しいシナリオの最初のシーンはドロレスがフォードを殺し、人間たちに銃を向ける場面から。フォードはドロレスに自分を殺させることで、絶対的なルールが存在しなくなったと証明して終わりました。

 

 

つぶやきなこと

このドラマで、わたしが最も惹きつけられたのは音楽でした。
陰鬱な(誰かの)想いを感じさせる音楽が耳に残ります。

 

途中、「え!あんたもアンドロイドだったの!」なバーナードの驚きや、初来園のウィリアムがドロレスと恋に落ち、その後パークに憑かれた人生を送り”黒服の男”になったという衝撃もあり・・・真実を見極めるのが難しいドラマでした。

 

”神の創造”的な視点のドラマでもありますが、それよりも人間的な”愛”や”欲望”といったものを感じる作品でした。

 

最終話で明かされた物語に、観終わった後強烈な余韻を感じてます。
全て破壊されたという印象で終わったドラマですが、シーズン2が決まってます。

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