今月は最近のお気に入り『ゴースト〜ボタン・ハウスの幽霊たち〜』をピックアップします。由緒あるボタン家が所有するカントリーハウスで暮らすアリソン&マイク夫妻と幽霊たちが織りなす日常を描いたもので、「もしやボタンハウスに取り憑かれてるかも?」と思うほどハマってるドラマです。
物語のはじまりは、ボタン家の99歳の当主が亡くなり、直系の親族がいないことから、家系図の端っこに存在していたアリソンが由緒あるボタンハウスを相続する…というところから。
ちょうど新しい部屋を探していたアリソン夫妻は、良く言えば古びた、率直に言えばオンボロのお屋敷をホテルにしようと決め、意気揚々と引っ越して来ますが、ボタンハウスには長い年月ここで暮らしている(というか、成仏できず、死んだ場所から離れられない)幽霊たちがいました。ひょんなことから幽霊が見え、会話もできるようになったアリソンと幽霊たちが互いを受け入れ、ある意味、家族や友人のような間柄になってゆく・・・というのがざっくりとしたストーリーです。
かつてはダウントン・アビーのように活気あふれるカントリーハウスだったのかもしれませんが、亡くなった当主の99歳という年齢と、廃墟のようになってしまってるお屋敷の様子から察するに、このボタンハウスは100年ほど現代社会から遠ざかっていたのではないかなという印象です。
そんなわけで、幽霊さんたちにとって、現代人のアリソンたちとの生活はまさにカルチャーショック。長い幽霊生活に退屈してた彼らの抑えきれない好奇心と、(結果的に)世間知らずなアリソンたちを支えてゆく姿は微笑ましく、くすっと笑いながら温かい気持ちにさせられます。
本国イギリスではすでにシーズン3まで放送済みで、IMDbの評価も高く、幅広い年代で楽しめる作品です。飄々としたアリソンと天然キャラの夫マイク、そして個性的な幽霊たちの物語は、Amazonプライム、Huluにて、シーズン1全6話配信中です。(WOWOWオンデマンドでも配信されてました)
配信などの情報は記事作成時のものです
過ごしやすい季節がやってきましたが、新作&新シーズンの秋というわけではなさそうです。そんな中でも、わたしが楽しみにしてるのは、新シーズンがスタートする『プロディガルサン』。残念ながらキャンセルされてしまったのでピックアップするのはやめましたが、最近の犯罪捜査ドラマの中でもお気に入りに入る作品なので、ラストまで楽しもうと思ってます。1話ごとか、まとめてにするかまだ決めてませんが、いずれにしても記事にする予定です。
さて、いつになったら手を付けるの?と自分でもツッコミをいれてますが、ようやく『ハンドメイズ・テイル』のシーズン4を観始める予定です。こちらは原作(続編の【誓願】)を先に読んでしまったこともあり、冷却期間を置いておりました。ネタバレなしの感想が書けるかやや不安もありますが、堪能しながらあらすじ&感想を書いてゆくつもりです。(* ᴗ ᴗ)⁾⁾