Episode17~20
第17話 ロックダウン(Lockdown)
第18話 ア・ニュー・ディール(A New Deal)
第19話 バリアント(Variant)
第20話 ホワッツ・ビーン・ロスト(What’s Been Lost)
【ざっくりあらすじ】
ダリルたちがホーンズビーと戦っている頃、コモンウェルスではコニーが匿名で書いたセバスチャンの悪事を暴く記事を読んだ市民が抗議活動を始めていた。パメラ(ミルトン知事)が怒りの声をあげた市民への対処に追われる一方で、キャロルたちはホーンズビーの手下に狙われていた。
パメラとの取引
兵力でホーンズビーに劣るうえ、コモンウェルスにいる仲間を救出したいダリルは、顔が知られてないニーガンを町へ送り込む。首尾よくコモンウェルスに入ったニーガンはダリルたちに教えられた通り、マーサーと会う。「町にいる仲間は自分が守る」と請け合うマーサーだが、ホーンズビーの手下たちの動きは把握していない。
ニーガンから事情を聞いたキャロルは策を考え、住人や母パメラから身を隠していたセバスチャンを見つけ、助けを借りることに同意したセバスチャンをパメラのもとへ連れて行く。ホーンズビーをセバスチャンの身代わりにすることを提案したキャロルは、ダリルらを助け、アレクサンドリア再建の支援を求める。願ってもない取引に応じたパメラは、すべて水に流すと約束する。
それぞれの選択
不本意ながらホーンズビーをパメラに引き渡したダリルたちは、それぞれ進路を決める。「元の生活に戻れるなら」と受け入れたマギーは一足先にアレクサンドリアへ戻り、妊婦の妻アニーの身を案じるニーガンは病院のある町に残ることを提案してみるがコモンウェルスに多くの仲間を殺されたアニーは断った。
キャロルやダリルが出発の準備を始める一方で、やりがいのある仕事を見つけたエゼキエルら一部の者は町に残ることを選択する。ユージーンはマックスをアレクサンドリアへ誘うが、無罪放免になったセバスチャンを許せないマックスは「いつかね」と返事する。
意見を聞くためオーシャンサイドへ向かうアーロンとジェリーに、イライジャとリディアも同行する。オーシャンサイドへの道中、王国に似た集落を見つけた一行は“壁を登り、ドアを開ける”ウォーカーと遭遇した。
創立記念日
セバスチャンの罪を被せたホーンズビーを牢屋に閉じこめたパメラは、後継者のセバスチャンに創立記念日でのスピーチを命じる。パメラいわく“市民を祝う日”の創立記念日、多くの市民が集まった広場の演壇に立ったセバスチャンは用意された原稿ではなく自分の言葉で市民に語りかける。
パメラが息子のスピーチに満足する中、謙虚にふるまうセバスチャンの「町を創立した祖父の言葉」という紹介で流されたテープは、マックスが密かに録音したセバスチャンの本心だった。セバスチャンを許せないマックスは寄り添うフリして本音を語らせたのだ。
パメラの欺瞞を暴き、市民を蔑むセバスチャンの声は広場に響き渡り、怒れる市民は暴動を起こす。さらに、ホーンズビーの手下が殺した労働者がウォーカーになって現れ、マックスを殺そうとしたセバスチャンが餌食になってしまった。
仲間たち
セバスチャンが死んだことで事態は大きく変わる。パメラは長年そばにいたマックスではなく、マックスに協力したユージーンの逮捕を命じ、妹のマックスを救いたいマーサーは命令に従う。
ダリルたちがユージーンを連れて逃げる準備を進める中、マックスが逮捕されたと知ったユージーンは殺されると承知のうえで出頭し、パメラは兵士ではない手下にアレクサンドリアとヒルトップの移民を拉致させる。
パメラの手下から逃れたダリルとキャロルは、ウォーカーになったセバスチャンと牢屋に閉じ込められていたホーンズビーに協力を求め、ホーンズビーを脱獄させる。
外へ出たホーンズビーはいつもの調子を取り戻し、キャロルを懐柔し始める。コモンウェルスの未来構想を語るホーンズビーは、拉致された仲間がいる場所へ行く手段を教える。列車で目的地へ行けると知ったダリルたちは、用無しになったホーンズビーに逃げるよう促し、銃を手にしたホーンズビーを始末した。
ユミコの正義
ユージーンを逮捕したパメラは“公正な裁判”を印象付けるため、ユージーンの仲間であるユミコに町の代理人をさせることにする。兄トミや拉致した仲間を脅しに使うパメラに憤るユミコは「不当裁判で死刑執行に加担するなんてまっぴらごめん」と拒否するが、長年パメラの町に住むトミは「仲間と自分を救いたいならパメラに従え」と助言する。
パメラに「セリフを間違えないで」と念押しされ、市民の前に立ったユミコは用意された原稿を離れ、医師のトミが“町にとって唯一無二の存在”であることを知らしめた後、自分を信じてくれる仲間のためにも不当逮捕されたユージーンを弁護すると宣言した。思い悩んでいたユミコを決断させたのは、自分のことより拉致された仲間を心配するユージーンの「やれることはなにかある」という言葉だった。
おちゃのま感想
さあ!いよいよラスト8話。どんな結末に向かうのかとワクワクしながらの視聴開始でしたが、あれ?本当に終わるの?って感じた前半4話でした。
兎にも角にもコモンウェルスとの決着をつけなきゃいかんということで、まずセバスチャンが退場し、ホーンズビーも続きましたね〜。ウォーカーになった市民に襲われるという(しかも自業自得)セバスチャンの最期は納得でしたが、ホーンズビーはやや物足りなく感じてしまいました。ドラマに残された時間も少ないので、ちゃちゃっと終わらせた感が漂い、残念に感じたポイントです。
ぐんぐん物語を進めなければならないので、小さな疑問を飛ばしてるのもちょっと残念。例えば、17話でウォーカーの群れが検問所を突破するよう仕組んだ犯人なんて、もはや過去のことですよね。
わたしが思うに、17話〜20話までの主役はユージーンでした。過去を振り返る映像をはさんでいるので、ユージーンの成長ぶりに感嘆してます。命を懸けて守りたいと思える相手に出会えてよかったよ。もちろん生き延びてほしいので、残り4話での活躍も期待です。
そして、助演賞をあげられるなら、パメラだわと思ってます。あの内なる闇をのぞかせるところや感情を抑えた演技。表情やしぐさのひとつひとつまでもが“パメラ”の人間性を表してて、ゾクゾクさせられます。
さて、拉致された仲間の救出はダリルとキャロルのふたりで向かう・・・ってことなのかな?無線もなさそうだし、マギーやニーガンに連絡もできないですよね。あと、ユージーンのために立ち上がったユミコは孤立無援だと思うのだけど、そろそろマーサーにも立ち上がって、協力者になってほしいです。泣いても笑っても、あと4話。気持ち盛り上げて楽しみましょう〜!(๑•̀ㅂ•́)و✧