当ブログはコピペ防止の措置をとっています。予めご了承ください。

プロディガル・サン~殺人鬼の系譜~ 1 第17話「女の秘密」【あらすじ感想】

この記事は約4分で読めます。
Prodigal Son
スポンサーリンク

Episode17 Stranger Beside You

【ざっくりあらすじ】
赤ちゃんお披露目パーティーを準備していた自宅の一室で、繊維会社の御曹司エズラ・カサベルが殺された。部屋にあったシャンパンボトルを喉に突き刺した手口から、マルコムは「犯人は命に無頓着で邪悪な人間」とプロファイルする。

 

 

 

 

完璧な夫婦

エズラの遺体を発見したのは子守のクリスティーンだった。絵にかいたような夫婦ぶりをSNSに公開している妻のアレッサとクリスティーンに“邪悪さ”を感じなかったマルコムは「問題は動機だよ」と指摘し、ギルは怨恨の線とクリスティーンの身元を調べるようJTとダニに指示を出す。

 

 

1週間前、エズラが個人口座から3万ドル下ろしていたとわかり、クリスティーンも偽名だと判明する。アレッサのママ友はエズラとクリスティーンの浮気を疑っていたが、「ニーナが生まれて離婚寸前だった夫婦仲が変わった」と説明するアレッサはふたりの浮気を否定した。

 

 

マルコムたちがアレッサから事情を聴いている最中、ベビーモニターに寝ているニーナを抱き上げるクリスティーンが映る。クリスティーンがニーナを誘拐するつもりだと考えたマルコムは子供部屋へ急ぐが、ニーナはベッドで寝ており、クリスティーンは姿を消した。

 

 

 

出生の秘密

クリスティーンの正体も狙いもわからない中、カナダに住むクリスティーンの夫ルーカス・ジェラードから市警に連絡が入る。失踪した妻の捜索願を出していると言うルーカスの話から、クリスティーンには逮捕の前歴があるとわかる。

 

 

取引で決めたマーティンとの面会で事件を話題にしたマルコムは、“疲れ切ったママブロガー”アレッサの特徴を聞いたマーティンの「1型糖尿病だ」という指摘から、アレッサに感じていた違和感は子供の出生の秘密だと思い至る。

 

 

川に偽装妊娠用の道具を投げ捨てた現場を尾行していたダニとJTに見られたアレッサは、クリスティーンが代理母だと認める。完璧な夫婦像を壊さないため、裏ルートで代理母を手配したアレッサは、自分の卵子でニーナが生まれたと説明する。しかし、その後、ひどく殴られた姿で見つかったクリスティーンは、ルーカスと自分の子だと打ち明けた。

 

 

 

子供を思う気持ち

クリスティーンの話から、犯人はルーカスだと判明する。暴力夫のルーカスから逃げたクリスティーンの事情を知ったエズラは個人口座から下した3万ドルでルーカスを追い払おうとしたが、ニーナが自分の子供だと知ったルーカスはエズラを殺したのだ。

 

 

妻や子を所有物と思うルーカスは、何としてでもニーナを手に入れるはずだ。SNSでアレッサの居場所を特定したマルコムは、危険が迫るアレッサのもとへ駆け付ける。ギルたちが到着するまでの時間稼ぎをするマルコムはプロファイルでルーカスに立ち向かうが、娘を取り戻すことしか頭にないルーカスには響かない。ルーカスに襲われるマルコムを助けたのは、ニーナを守りたい一心のアレッサだった。

 

 

アレッサに殴られたルーカスはギルたちに逮捕され、アレッサがニーナの正式な母親になること望むクリスティーンは養子縁組の書類を作成した。

 

 

 

イブの嘘

イブが嘘をつく夢を見たマルコムは、殺されかけたのに戻ってきたイブに疑問を感じるようになる。交際2週間で恋人に疑念を抱くマルコムに呆れながらも、調査を勧めたエインズリー自らイブを調べ、イブが身元を偽っていると突き止める。

 

 

イブは名前も経歴も偽っていなかったが、ジェシカに近づいた目的は失踪した姉のソフィー・サンダースの情報を得るためだった。16歳で養護施設を飛び出した姉のソフィーを捜し続けていたイブは、ソフィーが消息を絶った数週間後に逮捕された“外科医”の記事を読み、何か知っているかもしれないジェシカに接触したのだ。

 

 

「あなたと恋に落ちるとは思ってなかった」とマルコムに謝罪したイブは、このまま探るのはやめましょうと提案する。しかし、真実からは逃れられないと実感しているマルコムは「僕は思い出し、君は真実を知るべきだ」と諭し、イブは姉の写真をマルコムに見せる。ソフィーの写真を見たマルコムは、“箱の中の女”の顔を思い出す。残念だけどお姉さんは死んでると教えられたイブは泣き崩れた。

 

スポンサーリンク

 

おちゃのま感想

4.0

 

“箱の中の女”ことソフィーはイブのお姉さんでした。ママかと想像してたけど、年の離れた姉だったのね。

 

素性を隠してジェシカやマルコムに近づいたことは良くなかったけれど、本当のことを言って接触できる相手ではないと思うし・・・。ジェシカやマルコムと親しくなるにつれ、イブも苦しんでたんでしょうね。せめて、ナイフをふりまわした件で「正直に話して」とマルコムに迫ったときに、自分も正直になるべきでした。

 

マルコムとイブの付き合いは終わるんだと思うけど、ふたりともどうやってこの事実を乗り越えてゆくのでしょう。この苦しみを作ったマーティンのお気楽さを思うと、やはり優雅な囚人ライフは許せない…と思う。(-“”-)
スポンサーリンク
テキストのコピーはできません。