Episode13〜14
第13話 ゴーストフライト(Ghost Plane)
第14話 蜃気楼(Fata Morgana)
【ざっくりあらすじ】ベンに新たな呼びかけがある。呼びかけチームのミカエラは実績あるベン自身に解読させるべきだと主張するが、ジマーは認めない。一方、深夜自宅を抜け出したカルは、ベンたちが発見したクレーター近くの納屋にいたフィオナを連れ帰る。
イーガンの家族
ベンが見た呼びかけの断片を頼りに調査を始めたミカエラとジャレッドは、イーガンの父親のもとへ導かれる。ベンへの呼びかけは、拘置所にいるイーガンが情報を流している詐欺仲間が、こともあろうにイーガンの母親をカモにしたことを知らせるものだった。イーガンは両親に見捨てられたと思っていたが、母親はイーガンを拘置所から出すために全財産を詐欺師に渡したのだ。
母の思いを知ったイーガンの協力で、罠にはめた詐欺師をミカエラたちが逮捕した。面会にやってきた両親に“大切な家族”と言われたイーガンは、イーガンなりにベンたちに感謝した。
デイリーとフィオナ
呼びかけの中に囚われているフィオナからは何も聞けず、事情を探るためカルはフィオナの呼びかけに入るが、オリーブの木が茂ったフィオナの座席とコックピットには近づくことはできなかった。カルが呼びかけの中から持ち帰ったオリーブの実は新たな事象をもたらした。乗客でないオリーブも呼びかけの実を見て触ることができるのだ。
放心状態のフィオナが急変し、拘置所ではジマーに監禁されているデイリーがもたらした災いが広がる。自宅にいるカルとオリーブ、拘置所にいるベンとサンビがフィオナとデイリーを救おうとする中、オメガサファイアの力を使ったアンジェリーナがふたりを殺害する。
他人の姿になり意識を投影できるアンジェリーナがエデンを操り、エデンにフィオナを殺させたと知ったカルは、関わりを拒んでいたアンジェリーナの意識に入る。NYへ向かっていたアンジェリーナはカルの協力でジャレッドが逮捕し、アンジェリーナはベンたちがいる拘置所へ連行された。
ミカエラの愛
再び相棒として捜査にあたるミカエラとジャレッドは、昔のような笑顔と絆を取り戻す。いまもミカエラを愛しているジャレッドはキスしようとするが、輝くジークとの時間を支えにしているミカエラは応えることができない。そんな中、「ひとりで前へ進むときだ」とミカエラに別れを告げたジークは、再びミカエラと出会うため、遭難した洞窟へ戻る。
おちゃのま感想
なんと、戻ってきたデイリーとフィオナが早くも退場です。光の中にいたふたりがわざわざ現世に戻った目的は8ヶ月も身を潜めていたアンジェリーナを覚醒させることだったみたい。壮大な目的を期待してた自分にとって、すこし残念な内容でした。
しかし、アンジェリーナが拘置所へ入ったことで物語が大きく進みそうです。(正直なところ、アンジェリーナのあの独善的な宗教観を延々と聞くのはウンザリですが・・・)ここは、ジマーがアンジェリーナをどう扱うのか注目したいです。犯罪者という点を重視するか、あの絶大なパワーに目をつけるか・・・。
アンジェリーナとはまた別の意味でやっかいなイーガンは、今回のことでベンに(少しでも)心を許すでしょうか。ベンのことを嫌っていたとしても、両親も言ってたように賢い人なのでそろそろ協力者になってほしいものです。
さて、神の意識の中にいた輝くジークもミカエラの前から去りました。ジークの件は、828便の乗客たちがたどる道筋を見せているかのように感じます。828便の乗客もジークのように出発点(828便に搭乗する前あたり?)に戻る流れなんでしょうか。そうなると、パラレルワールドのお話になりますよね〜。あれこれ想像して頭がぐるぐるする前に、次のエピソードへ進むとします(~_~;)