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MANIFEST/マニフェスト 1 第16話「出発予定時刻」【あらすじ感想】

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Manifest

 

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Episode16 Estimated Time of Departure

【ざっくりあらすじ】シーズン最終話
ジークが捨てた紙コップから違法に指紋を採取したジャレッドは、ジークの犯罪歴を入手した。しかし、過去を知ってもミカエラのジークへの信頼は変わらず、ジャレッドはジークに尾行をつける。そんな中、強盗殺人犯のグリフィンが釈放され、ミカエラ、ベン、サンビ、ジークは『彼を止めろ』という呼びかけを聞く。

 

 

呼びかけの意味

呼びかけを聞いたベンたちは、『彼を止めろ』の“彼”はグリフィンのことだと考える。グリフィンが次の呼びかけも利用するつもりだとミカエラに教えられたサンビは「殺してでも止めるしかない」と言い、ミカエラたちを驚かせた。呼びかけのせいで死にかけたサンビにとって、もはや“呼びかけ”は善意に満ちたものではない。

 

 

ベンはいつもと違う様子だったカルがヒントをくれるかもと思いつくが、カルは「ジークと話す」と言い、口を閉ざしている。ジークと会ったカルは「パパと叔母さんには言わないで」と念押ししたうえで、自分とベンとミカエラの名が刻まれた墓石の絵を見せた。カルを動揺させた呼びかけは『彼を止めろ』ではなかったのだ。

 

 

 

彼を止めろ!

グリフィンは川から生還した強盗殺人の容疑者としてだけでなく、“テロを阻止した英雄”としても注目を集め、ネットでは「828便の再来」と騒がれている。グリフィンがTVの全国放送で呼びかけや生還について暴露するつもりだと知ったジークは「あの手の人間には力しか通じない」と指摘するが、ベンとミカエラは反対する。

 

 

グリフィンのTV出演を知った大勢の人々がTV局前に集まった。スター気取りのグリフィンを呼び止めたベンとミカエラはアンチや政府に狙われると警告してみるが、グリフィンには通じない。一方、人ごみに紛れグリフィンを窺うジークは密かに銃を入手していた。

 

 

ベンたちが再び「彼を止めろ」の呼びかけを聞く中、意気揚々とTV局へ歩を進めていたグリフィンが唐突に立ち止まった。突然、大量の水を吐き出したグリフィンは、大勢が見ている前で死んでしまった。

 

 

 

導き出した答え

サンビが入手した検視報告によると、グリフィンの死因は溺死だった。呼びかけを悪用した罰だと納得しつつも、ミカエラは科学では説明できない方法でグリフィンが死んだことで、信者たちの騒ぎを懸念する。それだけが問題ではないと話すサンビは、カルの血液の“マーカー”がバレたことをベンに知らせた。グリフィンの血液を調べた腫瘍科の検査技師トロイ・デービスがグリフィンとカルの血液の共通点に気づいたのだ。

 

 

カルが人体実験されることを恐れるベンはサンビのオフィスにあるカルの資料を集め、ふとグリフィンの死亡時刻に目を止めた。自宅に戻ったベンはグリフィンの資料を調べる。グリフィンが行方不明になった時間と救出後に生きていた時間は同じだった。ベンは828便の乗客の時間を計算し、オリーブは呼びかけの象徴とカルが宿題で作っていた“木のドラゴン”から日付を特定する。ふたりが導き出した答えは『2024年6月2日』で一致した。

 

 

ショックを受けたオリーブは「カルには言わないで」と涙を流すが、カルはすでに知っていた。カルが差し出した絵に描かれたカルとベンとミカエラの墓に刻まれた日付は『2024年6月2日』だった。沈む家族を励ますように旅行を提案したベンに、グレースは妊娠を知らせる。「家族5人で再出発だ」と喜ぶベンだが、父親はダニーかもしれない。

 

 

 

ジーク

母を訪ねたジークは受け入れてもらえなかった。傷ついたジークを見たミカエラは、ジークの母プリシラと会う。「ほら穴で死にかけて生まれ変わった」というジークの話は本当だと説明するミカエラが828便の乗客だと気づいたプリシラは愕然とする。息子を追い返したことを悔やむプリシラに、ミカエラはジークが戻ってきた時は迎え入れてくれるよう頼んだ。

 

 

再び「彼を止めろ」の呼びかけを聞いたミカエラは、落ち込んでいたジークを心配する。急ぎ自宅へ戻ったミカエラに銃声が届く。ミカエラの部屋にいるのはジークと、ジークを疑うジャレッドだった。

 

 

 

PTSDや呼びかけを悪用したグリフィンの件で苦しんでいるサンビは、カルの血液の秘密がバレたことでパニックを起こす。そんなサンビに、前に専門医を勧めた医師のマシューズが声をかける。サンビはマシューズが「彼女は優秀で口が堅い」と勧めた医師のセラピーを受けることにした。サンビを出迎えた医師は少佐だった。

 

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おちゃのま感想

4.0

シーズン1最終話。あー、続きが気になるう!

 

前にも書いたことがあるのだけど、やはり、このドラマは大石英司著の『神はサイコロを振らない』を思い出させます。ジャンルも内容も全く違うのですが、タイムリミットが存在するのは非常に気になる共通点です。

 

あーんな大勢が見ている前で壮絶な死に方をしたグリフィンが話題にならないはずがないので、828便の乗客たちはますます注目されるんでしょうね。帰還や呼びかけにタイムリミットの謎も加わり、少佐や、信者や、アンチやら…ずいぶんいろんな種まきをしたな~と感じるシーズン1でした。気になっていたダニーも、よくあるパターンで物語にからんできそうですよね。

 

とても満足度が高いドラマなのですが、謎とは別に、人体実験されてた乗客のみなさまや、ベンに協力したバンスの部下など、消えた人々が気になります。生きてるんだろうか。シーズン2では、その辺も含め、つじつまが合わない状況にならないよう、謎を解明しつつの展開を期待したいです。

 

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