Episode9 Family Law
【ざっくりあらすじ】
早朝の野外コンサート会場で離婚弁護士のロバート・クッシングの遺体が見つかった。クッシングは日課のジョギング中に襲われ、犯人はクッシングの携帯を持ち去っていた。
事件メモ
クッシングが接近禁止命令をとっていたジョーイ・ボウイを署へ呼び話を聞くと、クッシングが娼婦としょっちゅう密会していたことが判明した。離婚訴訟で負けたジョーイは妻の弁護士のクッシングを恨み、自分と同じ苦しみを与えるためクッシングが娼婦と会っている現場を撮影していた。
ジョーイが教えたクッシングが使うホテルの防犯カメラ映像から、殺害前夜もクッシングはお気に入りの娼婦“キャンパスドール101”と会っていたことが判明した。
キャンパスドール101が乗っていた車の所有者は、大学生のエリック・ヘイズだった。経済的理由で奨学金を受けているはずのエリックは、高級車に乗り高級アパーに住んでいた。エリックは恋人の親が金持ちだからと説明したが、その親に確認すると言われ、サイトを使い恋人のブリー・ミラーといわゆる売春をしていると打ち明けた。
エリックが教えたキャンパスドール101のサイトからタオが客として予約を入れ、キャンパスドール101ことブリーを逮捕した。ブリーは、クッシングと知り合ったのはサイトを通じてだと話していたが、ちょうど重犯課へ来ていたクッシングの娘と会ってしまい、クッシングとは子供のころから家族ぐるみの付き合いだとバレてしまった。
シャロンは、ブリーが家族に知られることを極端に警戒していることから、再度事件前夜のホテルの防犯カメラ映像を確認した。ホテルから出て行こうとしているブリーは、誰かに気づき足を止めている。ブリーの視線の先にいたのは、ブリーの父親だった。
ブリーの父ミラーは、娘の釈放を求め弁護士連れで重犯課を訪れた。ミラーは、偶然見たブリーの携帯からクッシングが娘と寝ていると知ったのだった。娘が娼婦と知らないミラーは、クッシングが娘に付きまとっていると思っていた。シャロンは弁護士をブリーの取調室へ案内し、ミラーにブリーが娼婦だという証拠を見せた。ミラーは信じようとしなかったが、客を誘うサイトの女性は自分の娘ブリーだった。
力なく椅子に座ったミラーは、娘を売春の罪に問わないことと引き換えにクッシング殺害を認め終身刑を受け入れた。
フリオの里子
フリオのもとに一時的に保護を必要としている8歳の少年マークがやってきた。
児童保護局のシンシアから「母親を捜す間、マークを預かれば里親として認められる」と言われたフリオは、喜んでマークを受け入れた。
シンシアはマークのことを「問題行動が見られる」と説明していたが、マークは人種への偏見をストレートに口にする子供だった。夜型のマークはずっとTVを見続け、業を煮やしたフリオがリモコンを隠すとマークは移民局に通報し、フリオは初日から寝不足状態で出勤することになってしまった。
ラスティがフリオの仕事が終わるまでマークの面倒をみていると、シンシアがマークの母親の遺体が見つかったと報告に現れた。シャロンはマークの母親の捜査を指示した。
指紋照合
バズの父親が殺された付近で起きたATM強盗の指紋を最新ソフトにかけると“ジーン・ヘクト”という終身刑で服役中の男と一致した。立ち会っていたラスティは、バズが中止を指示したにも関わらず、バズの目を盗んで撮影を続けてしまった。
ラスティは刑務所のヘクトを尋問すればいいと考えていたが、バズが指紋を照合できたのは「証人を探すため」だ。シャロンはヘクトが共犯者に連絡をすればバズの捜査も白紙に戻ると言い、動画の削除をラスティに命令した。
バズは検出された全指紋を調べ、そのうえでヘクトの尋問許可をシャロンに申請した。共犯者に連絡をさせないために、ヘクトを隔離することになった。
おちゃのま感想 ★★★★
フリオのもとにやってきたマークは、キョーレツな少年ですね~。
あの人種に対する偏見は親の影響なんでしょうかね~。いくら少年とはいえ、あんなことを言葉にするのは危険なんじゃなかろうかと心配になるほどです。マークの人種への偏見が、ママ殺害事件にも繋がってるのかな~?
マークのことは今後もフリオが面倒見るってことになるんでしょうか。フリオはよいとしても、昼間面倒を見る(らしい)ママは大丈夫でしょうか~(*_*)
バズの父親の事件のほうも、本格的な捜査が始まりそうです。いろいろと面倒な手順もきちんと踏んで犯人を突き止めたバズ。今後、どんな展開になるんでしょうか。記者としてのラスティが勝手な行動をしませんように・・・(祈)