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ラストシップ【ドラマファイル】

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原題:The Last Ship

 

The Last Ship

 

作品データ

ジャンル:SFアクション
シーズン:5(終了)
エピソード:56
主な舞台:世界の海
アメリカでの放送:2014-2018
メモ:最終話まで視聴済

 

 

 

ストーリー

北極で4か月。ウイルス学者のレイチェル・スコット博士を乗せた駆逐艦ネイサン・ジェームズは無線封止下での任務を終えるが、ペンタゴンは理由の説明なく任務の延長を命じた。

 

 

氷原で作業中のレイチェルたちがロシアに襲撃されたことで、艦長のトム・チャンドラーは『無線封止はレイチェルの任務を守るためだった』と知る。未知の疫病が蔓延し、その治療薬を作るため、レイチェルは最後の手段であるウイルスの始原株を採取していたのだ。

 

Rachel Scott

 

チャンドラーたちネイサン・ジェームズの乗組員が真実を知ったとき、世界の人口の8割が感染し、もはや同盟国も敵国もなく、襲撃してきたロシアに至っては無政府状態に陥った世界に変わっていた。すでに大統領も副大統領も亡くなり、チャンドラーに真実を知らせた大統領は元下院議長だった。

 

 

人類の唯一の希望はネイサン・ジェームズにあると判断したチャンドラーはアメリカへの帰還を中止し、船内にて治療薬開発を決断した。チャンドラーが乗組員に伝えた新たな任務は「治療薬が見つかるまで生き続けること」だった。

 

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おちゃのま感想

ネタバレしてます!

4.0

『マイケル・ベイ製作総指揮』という本作品。

ミリタリーものはほぼ見ないので、とても新鮮な気持ちで見たドラマです。『未知の疫病から人類を救い、世界を救う』という壮大なテーマを恐怖やパニックという視点ではなく、希望や勇敢さという視点で描いたところに引き込まれました。

 

シーズン1は疫病の発生から治療薬開発、シーズン2は新世界、シーズン3はアジア、シーズン4は飢餓、シーズン5は中南米…と、シーズンごとに違うテーマを設定し、飽きるという部分がなかったです。

 

わたしの思う『ラストシップ』の魅力は、主人公チャンドラーをはじめとするネイサン・ジェームズの乗組員、レイチェル、テックス…etc…といった登場人物たちの個性です。ネイサン・ジェームズの艦内できびきびと働く彼らの姿に感動し、ムードメーカーのテックスに和まされました。軍人ではないテックスはドラマの要のような存在でした。そして、疫病発生から戦い続けた彼らの成長や変化を英雄的な良い面だけでなく、心の傷まで見せている点もよかったと感じてます。チャンドラーとグリーンの風貌の変化は激しい戦いの日々をリアルに感じさせられます。

 

Danny Green

 

こんなふうに「面白かった!」と納得の満足度で見終えることができた理由は、ブレがない脚本のおかげです。人類滅亡をテーマにした作品の中には原因をぼかして描いてるものもあると思うのですが、このドラマは“なぜ疫病が発生したのか”という部分もちゃんと明かしています。疫病の世界に留まらず、疫病がもらたらしたその後の世界まで描いた点は素晴らしかったです。

 

Chandler & Slattery

 

大満足のドラマではありますが、★4つにした理由は、ファイナルシーズンのテーマが戦争ということで犠牲が大きかった点と、ラストシーンに爽快感があればな…という思いからです。

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