Episode18 The Law of Sacrifice
【ざっくりあらすじ】
アダリンドを説得するため、ニックはひとりでレナード宅を訪問した。我が子を抱いたレナードは必要あらばニックに銃を向ける覚悟だった。ニックは強引な態度には出ず、アダリンド親子が生き延びるためにはみんなの強力が必要だと言うだけで帰って行った。
『国中の宝をやるから 赤ん坊を奪うなと王妃は頼んだ』
FBIに潜む王家の手先
ニックがレナードとアダリンドを説得している間に、ヴィクトルの手先であるFBIのスチュワードがマンションの入り口へ到着した。ヴィクトルはアダリンドとレナードを殺害してでも子供を奪うよう命じていた。
ケリーがマンションを見張っていたおかげで、フェラートの襲撃から助けられたレナードとアダリンドは、ニックの提案に乗ることに決めた。
ニックがアダリンド親子をひとまず託すことにしたのは、モンロー&ロザリーだった。突然の事でただただ驚くモンローたちだったが、ニックの頼みを聞き入れアダンリド親子を受け入れた。
レナードたちが帰ってしまうと、アダリンドは不安そうな表情を浮かべ「ひとりは嫌」と弱音を吐いた。ロザリーはアダリンドを落ち着かせるよう、私たちがいると付き添った。
アダリンド親子を避難させたニック、ケリー、レナードは、FBIのステュワードを拷問し、ヴィクトルが手先のフェラートとともにポートランドへ向かっていると知った。ニックたちはスチュワードを脅し、アダリンド親子の避難先が書かれた紙をヴィクトルに渡すよう命令した。
赤ちゃんを守り、アダリンド&レナードも王家から守る作戦
ポートランドにヴィクトル一行が到着した。スチュワードから伝言を手渡されたヴィクトルは、まっすぐ警察署へ向かった。レナードに面会したヴィクトルは、2時間以内に赤ちゃんを渡さなければレナードやアダリンドだけでなくレナードの母親も抹殺すると脅迫し帰って行った。
モンロー&ロザリー宅でアダリンド親子を見守っていたケリーが、突然アダリンドの母親殺害容疑で逮捕された。アダリンドも証人として事情聴取のため警察署へ行くことになり、署ではレナードが赤ちゃんを預かった。アダリンドは赤ちゃんを『ダイアナ』と命名したとレナードに知らせた。
取調室ではケリーがアダリンドを待っていた。ケリーは、自分には説明する責任があると話しはじめた。子供を守るためには、手放さなければならないと言うケリー。実際、ニックの安全の為に姉に託した経験のあるケリーの言葉には嘘やごまかしはなかった。アダリンドは、子供と引き離すための罠だと気づいた。 取調室を飛出したアダリンドは、すでに赤ちゃんはヴィクトルに手渡されたと知った。全員が生きのびる為だと言われても納得できないアダリンドは、通りへ出てヘクセンビーストへ変身し絶叫した。
レナードからすんなり赤ちゃんを受け取ったヴィクトルは、すぐにオーストリアへ帰る為、飛行機へと向かった。飛行機前には「レジスタンス」を名乗る黒服の男たちが一行を待ち伏せていた。銃で脅されたヴィクトルは、赤ちゃんを黒服たちへ手渡した。
赤ちゃんを奪ったのは、ニック、ケリー、ハンク、モンロー、レナードだった。いったんヴィクトルに赤ちゃんを渡したのは、アダリンドとレナードを王家から守る為だ。
救出されケリーに抱かれるダイアナは、静かに眠り続けていた。 ケリーはニックの準備した車で、ダイアナとともに去って行った。
アダリンドの赤ちゃん問題は、早くも片付いたみたい。
ケリーがどこへ向かって、誰が赤ちゃんを育てるのかはわかりませんが、普通に育てる事が大切だと言っていたので、預ける先は決まってるのだと思います。このままケリーと逃亡生活を続けても、良い環境で育てられるとは言えないものね~。
これでアダリンドは、ますますニックを憎むようになるんでしょうか。そして味方だと思っていたレナードの事も・・・。またどこかへ姿を消して、復讐の炎を燃やすのか。
赤ちゃん出産後は、ちょっと穏やかそうな表情を見せていたけど、さらにパワーアップした感のあるヘクセンビーストになったみたいだし。まさかアダリンドと王家が再び手を組むとかはないよね~?
ケリーの仏頂面は、ダイアナに対しては違うみたい。ロザリーやモンローにはロクにあいさつもしなかったケリーですが、ダイアナを見る瞳は優しい感じ。ダイアナもケリーの事が好きな様子。ダイアナが、どんなふうに登場するのか楽しみです。