Episode10〜18
【ざっくりあらすじ】セイレンによる聖ボナヴェントゥラ病院の買収が正式に成立するまで、あと8日。病院を辞めると宣言したショーンは、キャリアを心配するグラスマンとリアに説得され病院へ戻る。他の病院での研修が難しいショーンを除き、リムの反乱に加わった仲間たちはセイレンの買収に出資している年金基金に狙いを定める。
聖ボナヴェントゥラ病院
仲間とともに闘うことを選んだショーンやセイレンを支持していたモーガンも反乱に加わり、リムたちは年金基金の年次総会に乗り込む。しかし、リムたちの告発を前に、セイレンにとどめを刺したのはアンドリュースだった。恋人としてセイレンを愛しながらも、アンドリュースは優秀な医師たちのキャリアを潰す非情なセイレンを許せなかったのだ。
セイレンが去った病院は新たなスタートを切る。院長になったアンドリュースは病院の立て直しに忙殺されるが、リムをはじめとする病院スタッフはセイレンに従いながら望む地位を手に入れたアンドリュースに反発する。そんなアンドリュースとスタッフの間を取り持ったのはグラスマンだった。アンドリュースを避けるスタッフが持ち込む苦情に辟易したグラスマンはソフトボールチームを作り、経験者のアンドリュースをチームに引き入れたのだ。仲間と汗を流したアンドリュースは、再び聖ボナヴェントゥラ病院の大きな家族の一員になった。
ショーン周辺の出来事
結婚式を延期し、今を楽しむことにしたショーンとリアに思いがけない話が舞い込む。ドキュメンタリー番組を手掛ける患者の家族が、違いを乗り越え愛し合うふたりに目を留めたのだ。結婚式の費用も準備も番組持ちという条件だけでなく、リアと結婚する自分の姿が誰かに希望を与えるかもしれないと考えたショーンはリアリティー番組への出演を決め、リアも同意する。しかし、密着取材やTV映えするおとぎ話のようなウェディングプランは、ふたりのストレスになっていく。
結局、ふたりはリアリティー番組での結婚式を中止する。自分たちらしく裁判所で結婚することにしたふたりのために、仲間たちは手作り結婚式を準備する。父親代わりのグラスマンや仲間たちに祝福されるショーンとリアがダンスする中、休憩室にグラスを取りに行ったリムは血を流し倒れた看護師ヴィラヌーヴァを見つける。恋人オーウェンのDVに苦しむヴィラヌーヴァを自宅にかくまっていたリムは愕然とする。
おちゃのま感想
前半の視聴から時間が経ってしまい、またまたモチベーションダウン中です。ということで、今回もぐちぐちした感想になることを予めお知らせいたします。ホント、ごめんなさいね(_ _;)
これは以前も書いたことですが、1話ごとのエピソードはそれなりに練られていて、心揺さぶられる感動的なお話もあるんですよ。リアリティー番組の密着取材を通じてショーンとリアの歴史を振り返る手法もよかったし、第18話で描かれた途中参加のアッシャーの物語も感動的でした。なのに、なぜかしっくりこない理由は、全体的な流れが行き当たりばったりになってる印象だからかも。突然の買収話もそうだし。
さて、良い面に目を向けると、クレア登場はショーンたち同様にワクワクするサプライズでした。雰囲気もぐっと大人っぽくなり落ち着いた様子のクレアを見て、グアテマラで良い人生を手に入れたんだなと嬉しくなりました。
そして、忘れてはならないショーンとリアの結婚。世知辛い話になってしまうけど、シーズン5まで続くと俳優さんの降板から理不尽な別れになったり、(視聴者を引き止める作戦なのか)ぐたぐたと付かず離れず状態で続くことも多々あるので、紆余曲折あったショーンたちが次なるステップへ進んでくれて安堵しました。グラスマンのショーンに対する親心にも胸が熱くなりました。
ショーンが結婚したことで、次シーズンからは新章になるのかな?リムが巻き込まれた事件の続きも気になりますが、記事としてアップするかはいまのところ未定・・・ということで。
ところで、余談ですが、“自閉症をネタにしている”とドキュメンタリー作家のソフィーに抗議するリアのセリフは、このドラマの自虐ネタ・・・じゃないですよね(~_~;)