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グッド・ドクター~名医の条件~3 第10話「帰郷」【あらすじ感想】

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The Good Doctor
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Episode10 Friends and Family

【ざっくりあらすじ】
「いい父親でなくとも、ただ1人の父親だ」とグラスマンに説得されたショーンは帰郷を決める。ショーンはグラスマンとリアに付き添いを頼み、3人は慌ただしくワイオミングへ向かう。一方、メレンデスが通うジムに入会したクレアの前で、無理なトレーニングをしていたNFLのアート・ケルマンが大けがを負った。

 

 

 

 

心の声

実家の前に到着したショーンは動揺し、グラスマンはいったんモーテルに戻る。「もうすぐ死ぬからって許す必要はない」とリアに慰められたショーンは、スティーヴに会いに行く。スティーヴの墓前に立つショーンを見守るグラスマンは「子を亡くした親も辛い」と諭し、リアは「自分の心に従えばいい」と助言する。

 

 

父と会う決心をしたショーンはふたりに付き添われ、実家に戻る。衰弱した父は「許してくれ」とショーンに声をかけ、「お前を助けられない自分に嫌気がさした」と虐待の言い訳をする。今更“愛してる”と言われたショーンは「あなたはいい人間じゃない」と断言し、僕のウサギを殺し、僕の弟も殺したと非難した。

 

 

「あなたが死のうとかまわない」と死にゆく父に言い放ったショーンをグラスマンは心配する。それは、子供のころからショーンを見守ってきたグラスマンが初めて見たショーンの怒りだった。最悪な親を無理に許す必要はないと考えていたリアは、「償うチャンスがないのは酷だ」と言うグラスマンの苦しみに気づく。わだかまりを残したまま娘に先立たれたグラスマンは、ショーン親子に自身を重ねているのだ。

 

 

 

最期の言葉

翌日、以前グラスマンと通った店でパンケーキを食べるショーンの前に母が現れた。話したいと言う母に応じたショーンは「なぜ離婚しなかったの?」と質問する。“愛してるから”と答えた母に、ショーンは「僕やスティーヴよりも?」と問いかける。「そういうわけじゃない」と言葉を濁す母は、あなたのことが理解できず途方に暮れたと説明する。「会いたかった」と涙を浮かべる母のハグを受け入れたショーンは、もう一度父と話すと決める。

 

 

再び、父と会ったショーンは「あなたを幸せにできなかった」と声をかける。昨夜、湖で寒中水泳するリアに付き合ったショーンは、まだ幼かった頃、父とスティーヴと3人で行った森のピクニックを思い出したのだ。その時の父は、パニックを起こしたショーンをなだめ、暴れるショーンにひっかかれても怒らず、あるがままの息子を愛する父親だった。

 

 

「あなたを許す」と言われた父は、以前のように酷い言葉を投げつける。母は「薬のせいよ」と取りなすが、父は「スティーヴの死はお前のせいだ」とショーンを罵った。「出てけ」と叫ぶ父は、ショーンがよく知る父だった。

 

 

モーテルに戻ったショーンに父の訃報が届く。グラスマンの気遣いを断ったショーンは、ひとりになった部屋でパニックを起こす。駆け付けたリアはショーンを抱きしめ、ショーンはリアの腕の中で嗚咽を漏らした。

 

 

 

アメフト選手の悩み

アートは破裂骨折と脱臼の重症だったが、幸い脊髄の損傷はない。病院に現れたアートの執刀医だと主張する医師のカッセルは「処置には感謝しているがオペは我々がやる」と言い、メレンデスが勧める低体温療法を否定する。メレンデスの提案でアートに執刀医を選んでもらうと、アートはプロ選手として全力で戦えることを第一に考えるカッセルより、メレンデスに執刀を任せた。

 

 

アートがメレンデスを選んだ理由はプレーにこだわらないからだった。大柄な体格は“神のおぼし召し”と母に言われたアートは嫌いなアメフトの道へ進むしかなく、辞めれば自分を頼りにしている家族や友人たちに憎まれると感じているのだ。今回の大怪我は、アートなりの穏便に辞めるための手段だった。

 

 

アートの手術は無事終わる。周囲に本音を打ち明けるようクレアに勧められたアートは、苦労して家族全員を支えた母に“楽しくないから辞める”なんて言えないと返事する。「私も母の期待に応えようと必死でした」と打ち明けたクレアに辞めても責められないと励まされたアートは、付き添ってくれる母に「話がある」と切り出した。

 

 

母に認めてもらえなかった苦しみをアートに吐露したクレアはセラピストに連絡を入れた。時間外にもかかわらず、セラピストは患者のクレアを温かく迎え入れた。

 

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おちゃのま感想

3.5

 

重い内容のエピソードでした。 どうしてもショーン中心に見てしまうけど、娘を亡くしたグラスマンの後悔が切なくて、胸が痛くなりました。

 

俳優さんがチェンジしたせいか、死期が迫っているせいか、随分とソフトな印象になったショーンの父親でした。過去を後悔してるのが本心だったのか、最期の言葉が本心なのかわからないまま逝ってしまいました。事実をストレートに受け止めるショーンなので、心の傷は想像できないくらい深いものだと思います。

 

ショーンは心配な状態ですが、クレアのほうは立ち直る兆しが見えてきてよかった。
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