Episode6 Two-Ply (or Not Two-Ply)
【ざっくりあらすじ】
ショーンとモーガンは、ネイルサロンで爪囲炎になったというバイオリニストのジャズを担当した。今週末初演のコンサートを控えているジャズをモーガンは気遣った。一方、メレンデスのチームを外されたクレアは「私は悪くない」と謝罪もせず、リムの下についた。
バイオリニストの患者
メレンデスの指示でジャズの処置を始めると、ジャズは指先ではなく間接が痛むと訴えた。ショーンは深刻な人食いバクテリアを疑うが、ただの腱鞘炎か軽い関節炎と考えるモーガンはショーンの意見に耳を貸さない。人食いバクテリアの検査を行えば、ジャズは今週末のコンサートだけでなく、音楽家としての将来も失う可能性がある。患者の人生よりも症状を診ているショーンと、患者の人生を気遣うモーガンは意見が対立した。
診断を確定しなければならないと訴えるショーンとモーガンが議論している間にジャズの症状が悪化した。体温が上昇し、ついにモーガンはショーンの意見に従った。検査の結果、ジャズは人食いバクテリアに感染していると判明した。
壊死が骨に浸潤したジャズは腕を切断するしかなかった。菌が死滅する高圧酸素療法を提案したモーガンは、ジャズと一緒に高圧室へ入った。意識が戻ったジャズは腕の切断にショックを受け、正しい診断をしていたショーンを否定し続けたモーガンを責めた。
メレンデスは目ざわりだったレジデント時代のライバルの話で、落ち込むモーガンを励ました。患者の症状だけを見ていたショーンのように、競うことより外科医になることだけを考えていたというメレンデスのライバルは、リムのことだった。
少女の痛み
クレアとパクが担当する患者は、鼻血が止まらず自分で救急車を呼んだという13歳の少女ライリーだ。これまでも様々な症状を訴えてきたライリーを医者に見せ、その度、異常はないと言われてきた両親は、自分たちの離婚が原因の精神的なものだと考えていた。
血を吐いたライリーは胸の痛みを訴えるが、やはり異常は見つからない。いったん自宅へ戻ったライリーは息ができないと訴え、高熱を出し、再び病院へ運ばれてきた。
ライリーと話をしたクレアは、ライリーが訴える症状は本当だと直感している。「患者の身にならなきゃ理解はできない」と主張したクレアは、試験的な手術を提案した。パクは抗生物質で様子を見るべきだと反論するが、ふたりの意見を聞いたリムの判断は手術だった。しかし、何人もの医者に異常はないと診断されてきた両親は手術に同意しない。クレアはライリーに愛情を示してあげてほしいと説得し、手術に反対だったパクも症状を訴える娘さんを信じてやってほしいと後押しした。
両親は娘に手術を受けさせた。その結果、ライリーを苦しめていたのは子供ころ飲み込んだおもちゃのブロックだと判明した。幼かった頃、両親の喧嘩を恐怖に感じたライリーはおもちゃやクレヨンを噛みしめていたのだ。両親は苦しむ娘を信じなかったことを謝り、今後は仲良くすると約束した。
ルームメイトのルール
暖炉のある部屋へ引っ越し、同居生活を始めたショーンとリアは、互いの違いに戸惑った。こだわりの強いショーンはリアに注文ばかりつけ、リアはストレスをためる。しつこいショーンにブチ切れたリアは怒鳴ってしまい、ショーンはショックを受けたように固まってしまった。
ショーンとの接し方に悩むリアはグラスマンを訪ねた。グラスマンと話し、ショーンのどこが好きだったのかを思い出したリアは、ショーンと本音で向き合うことにした。違いを認め合い、互いに少し妥協するリアの提案にショーンは賛成した。
グラスマン
退院したグラスマンは、自宅でデビーと2回目のデートをした。話題は尽きることなく、楽しい時間を過ごしたふたりは自然とキスをした。しかし、立ち上がったグラスマンは立ち眩みを起こし、助けようとするデビーの手を断った。デビーに一緒にいるだけで幸せと言われても、グラスマンはデビーとの付き合いを諦めた。
おちゃのま感想
『グッド・ドクター』を初めて見たとき、ショーンってシェルドン(ビッグバンセオリー)に似てるって思ったんですが、ルームメイトに対するこだわりの強さも共通してました。あちらはコメディなので笑えますが、こちらは深刻です。リアはよく落としどころを見つけましたよね~。リアはオープンな性格のように見えて、とても気を遣う繊細な人のように感じます。
意外にも周囲の人は、ショーンとリアの同居に驚きもしなかったみたい。というか、そんなことに興味はなさそう。あっそう~ってな空気。・・・リアクションを楽しみにしてた分、ガッカリ。
それはそうと、今回のバイオリニストの患者さん。ネイルサロンで人食いバクテリアに感染だなんて・・・怖すぎる~( ゚Д゚)