Episode6 Desperate Housewife
【ざっくりあらすじ】
仲直りができないジェーンとグレイソン。そんなふたりに司法省からの任命で国選弁護人の依頼が入る。依頼人のスーザン・ピーターソンはごく普通の主婦に見えるが、国家反逆罪で独房に収監されていた。
国家反逆罪の普通の主婦
拘束理由も知らされていないジェーンたちは、とにかく判事と話をすることにしました。 判事の前でも起訴内容を明かさない検察側。検事は「国家の安全にかかわる」と判事にだけ証拠を示します。
別室で起訴内容を聞いた判事は、スーザンの釈放を認めず独房にて収監を命じます。判事の指示で連邦検察側が提出した書類でわかったことは、スーザンは『反逆罪』だということだけでした。
不運な偶然
スーザンの家族は一台のパソコンを共有していました。
息子のジェイクはアプリ開発のためプログラミングに使い、造園業者のアランは爆薬の原料にもなる肥料をネットで購入し、スーザンはネットで見つけたレシピ『イエローケーキ』を逮捕時焼いていました。『イエローケーキ』はウランを指す隠語です。アランはサウジの友人と、ほぼ毎日メールのやり取りをしていました。
ジェーンとグレイソンは、この不運な検索履歴の関連性からスーザンはテロリストだとみられてしまったのだと判断しました。
スーザンの冤罪
スーザンが利用していた検索エンジンのグラブジラ社のCEOは、スーザンに同情を示しながらも検索履歴の開示に応じてくれません。
グラブジラ社が”国家の安全にかかわる”10億ドルもの政府との契約をひかえていることがわかりました。そのベータ版のテスト中にスーザンがひっかかってしまったということが、この逮捕の本当の理由でした。
法廷にグラブジラ社のCEOを召喚し、証言を求めるジェーン。
ジェーンは「政府に売ろうとしているソフトのアルゴリズムは、スーザンをテロリストと間違えたアルゴリズムと同じでしょうか」と質問。CEOは証言を拒否しますが、拒否したことが認めたのも同然と攻めるジェーン。「国家の安全」というセリフを武器に逃げようとするCEOですが、連邦検事も事情を聞きたいと発言し、スーザンは無事、無罪であることが証明され釈放されました。
立ち上がるキム
キムの今回の依頼人は、ボウエン家の4人の子供たち。
彼らの里親ビルトマン夫妻は、TVのリアリティショーで「引き取った子供たちに子供部屋を」と言い、500万平米もの最先端住宅を手に入れていましたが、番組が放送された3日後には「手におえない」という理由で、子供たちを家から追い出していました。
キムは家の明け渡しを求め裁判を起こしますが、ビルトマン夫妻と契約を結んでいたのはテレビ局のプロデューサーでした。ビルトマン夫妻側の弁護士は子供たちに訴えを起こす権利はないと主張し、判事もこれを認め却下されてしまいます。
子供たちの「テレビ局の人とテレビに出たらお部屋がもらえると約束した」という言葉から、キムはプロデューサーの代理人と交渉し、番組の実情を公表しないことを条件にビルトマン夫妻への債権を譲ってもらうことに成功。これで、子供たちがビルトマン夫妻を訴えることができます。
再び、ビルトマン夫妻を法廷へ呼ぶキム。プロデューサーからの債権譲渡書類を判事も認め、ビルトマン夫妻は子供たちへ家を明け渡すことになりました。後見人には祖母が名乗り出て、一家で広い家へ住めることとなり大喜びです。
ステーシーのゲップの原因
ステイシーのベビーケーキが届きました。ケーキをカットして、赤ちゃんの性別がわかるという産科の粋なサービスです。
みんなの見守る中ステーシーがケーキをカット。ピンクのケーキが現われ「女の子よ」と、声をあげるステーシー。しかし、その下にはブルーの生地が。慌てるステーシーに、ジェーンが「ふたごってことよ。だからゲップがたくさんでてたのよ」と言い、ステーシーも安堵。再び幸せそうな笑顔になりました。
オーウェンはステーシーの気持ちを尊重して彼女との交際を諦めていましたが、やはり諦めきれません。友達でいるなんて辛すぎると、ジェーンに本音を吐露してしまいます。ジェーンは行動すべきとアドバイスし、「頑張って」とオーウェンの背中を押しました。
家に戻ったジェーン宅へグレイソンがやってきます。
何もしゃべらないグレイソンにドキドキのジェーン。グレイソンはジェーンにキスし、彼女の手をとり部屋へと向かいました。
おちゃのま感想
前回から引き続き、ギクシャク感のあるジェーンとグレイソンでしたが、難しい事件を解決し、ふたりの間にあった溝も埋まったようです。
いっきに恋愛モード突入のふたりですかね~( *´艸`)
他の登場人物たちも恋愛モード。
キムにも新しく気になる相手が登場しました。ガツガツしてないデイブに惹かれるキム。キムも落ち着いてきたってことでしょうか。
そしてオーウェンとステーシー。
最初はドラマのストーリー上でも違和感があり、このふたりには恋愛関係になってほしくないなーと思っていたけど、もうそんなことはどうでもよくなりました。寂しそうなオーウェンに、好きなら幸せになっておくれと応援したくなりました。