
Episode16 The Strike in the Chord
【ざっくりあらすじ】
リンウッド大学のラボでスコット・ヒルの遺体が見つかった。スコットはアカペラグループ”ウィッパースナップス”のリーダーで、全国大会を前に親友のイアンをメンバーから追い出していたことがわかった。
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↓ネタバレを含みます↓
事件メモ
スコットが最近アレンジした楽譜を見たオーブリーは、アンジェラにスコットのプレイリストを調べてもらい、スコットが女性アカペラグループのリズをウィッパースナップス初の女性メンバーとして迎えるつもりだったと気が付いた。スコットは全国大会でそのことを発表する予定で、イアンを追い出したのはリズを入会させるためだった。
スコットの咽頭から正体不明の喉に炎症を起こす細菌が見つかった。菌は大学の生物医学ラボが作った連鎖球菌だと判明し、このラボに近づける女性アカペラグループのエスターが連行された。エスターは、人気のあるウィッパースナップスを妬みメンバーたちにキスをして感染させたことを認めた。
スコットがリズを引き抜くつもりだったと聞かされたエスターは「規則で女性は(ウィッパースナップスへは)入れない」と話した。エスター自身ウィッパースナップスへの入会を希望し、OB会の会長に直談判したが断られていたのだ。エスターの話から、規則を変えられるのはOB会の会長だけだとわかった。
OB会の会長はスコットに追い出されたイアンの父ウィリアムだった。スコットの遺体からウィリアムの手型と一致する痣が見つかっていた。ウィリアムは「規則を変えないとグループ名を変更する」と言われ、スコットの腕を強くつかんだが殺してないと主張した。そして、スコットがディレクターに立候補しようとしたジュリアンとテッドを脅していたことを教えた。
ジュリアンとテッドは、大学のリポートの代筆をネタにスコットに脅されていた。ふたりの話から、スコットがコンサート前に緊張しているメンバーに抗不安薬を渡していたことが判明した。
平行線上にある舌骨と肋骨の骨折から、スコットは梯子のような物で1回殴られ、その後複数の傷を負ったことがわかった。ホッジンズが遺体発見場所のラボから救出したネズミのフンから検出された木材から、そのはしご状のものは圧縮木材製だと判明した。
後頭部の傷から検出された微粒子に隕石に含まれる物質が見つかった。スコットのルームメイトは天体物理学専攻だ。スコットの死を知らされた時もルームメイトは無関心で「彼はウィッパースナップスのためなら何でもする」と話していた。
部屋に置かれている隕石に血痕が見つかり、棚はスコットの傷と一致した。そしてルームメイトの机には抗不安薬の空瓶が置かれていた。ルームメイトは、研究の発表を控えていた時にスコットに薬を盗まれ奨学金をフイにされてしまったのだった。殺すつもりはなかったと声を震わせるルームメイトだったが、遺体をラボまで運びネズミに食べさせた言い訳はできなかった。
ホッジンズのその後
ホッジンズは、神経再生の実験的手術をしようと計画を進めていた。
何も知らなかったアンジェラは、医師が残した留守電でそのことを知り動揺した。ホッジンズは歩けるようになるためのリスクを恐れていなかったが、アンジェラは医師を調べ、手術中に死亡した患者がいることを知ってしまった。
実験的な手術を心配するアンジェラは、自分の命を大切にしてほしいとホッジンズに訴えた。ホッジンズは「手術は受けない」と決め、アンジェラを安心させた。
記憶にないのですが、ラボのみんなの様子から長年の知り合いのようでした。
これまでのブレナンの実習生にはない雰囲気で、なかなか愛嬌ある人だったのだけど・・・1日でクビ(>_<)
歩きたいと強く願っているホッジンズと、ただ生きて欲しいと願っているアンジェラ。ホッジンズは暗い闇の時期を乗り越えたかも知れないけど、まだまだ厳しい状況は続いてます。