Episode4 Gunplay Ricochet
【ざっくりあらすじ】
1994年の自爆テロで死亡が確認されている“ペンテック・ボマー”ことマーカス・ダンのトレードマーク、角の付いたガイコツのタトゥーとロマンが新しく入れたタトゥーが連動し、ブルックリンの長期契約の駐車場を示していることがわかった。ガイコツの目が示す場所に止められた車の中に、ボマーの筆跡と一致する手紙が見つかった。
ボマーの手紙
ボマーはテクノロジーを増悪した爆弾魔だった。決行日の朝タイムズ紙に声明文を出すのが特徴で、94年にダンの妻の協力でボマーはマーカス・ダンだと特定された。ボマーの死亡は逮捕直前に起こした自爆テロで断定されており、炎上したバンから見つかった黒焦げの遺体の歯形とDNAはボマーのものと一致していた。
手紙はダンの娘クレア宛てで、内容には爆弾予告が含まれていた。「かくまうと刑務所行きだ」と脅されたクレアは、仲介役の協力で父と手紙で連絡を取り合っていることを認めた。
仲介役がクレアに教えた緊急時の連絡方法は、昼の12時にサラトガ公園のベンチに座ることだった。仲介役の指示通りクレアをそのベンチに座らせたが、12時を過ぎてもクレアに接触する人物は現れない。ウェラーは“緊急時”は仲介役が警察にバレたかどうか確認するための手段だと気が付いた。
見知らぬ知人
公園の向いの建物から慌てた様子で出てきた男は、ジェーンを見ると「レミーか」と驚いた。記憶がないジェーンは、男が油断した隙を逃さず逮捕した。男はロザモンド・オット(通称ロッシ)という7カ国で指名手配されている犯罪者で、CAIのザパタの調べでは「人の痕跡を消し去るのが得意な裏社会のレジェンド」だった。
リードの指示でウェラーとジェーンが取り調べを行うが、ロッシは「客を密告するつもりはない」と口を閉ざし、「昔話ならいくらでもする」と親し気な様子でジェーンに話しかけた。“レミー”のおじのような存在だったと話すロッシは、記憶を消した理由は“母親”だと見抜き、「私が縁組を進めた」とジェーンに話した。
復活した爆弾魔
ザパタが見つけたロッシの顧客の記録から、ボマーの潜伏先が判明した。チームが潜伏先へ向かうと、先に到着した警察が爆弾の起爆を解除し終えたところだった。しかし、それはボマーの罠で、簡単に解除できる爆弾の下にさらに爆弾を仕込んでいた。爆弾は爆発したが、一瞬早く気付いたウェラーのおかげでチームは無事だった。
ボマーが以前と同じようにタイムズ紙に載せた声明文と、潜伏先で見つかった作業の痕跡から、メトロ大学を標的にしたとわかった。パターソンはロマンのタトゥーを使い、ボマーが声明文に仕込んだ暗号を解いた。爆弾が仕掛けられた場所は大学病院の地下室だ。
医師に扮したボマーは気づいたザパタに銃を向け、リードがボマーを射殺した。ボマーが死んだことで爆弾の解除法はわからず、パターソンの指示でウェラーとジェーンが解除作業を開始した。わずかな振動で起爆するよう仕掛けられた爆弾を解除すると、1秒早くセットしたウェラーの時計はゼロを示した。
ロッシの身柄は国務省がフランスへ引き渡すと決め、担当のウェスト次官補へ渡された。その後ロッシは消え、ウェストはFBIにロッシを捜す協力を求めた。
それぞれの秘密
スチュワートの事件をパターソンとザパタは内密に調べていた。パターソンは、キンガの音声データと同じように事件当日のスチュワートの通信記録に消されたデータがあることをつかんだ。さらにホットラインへの通報データにも改ざんが見つかった。データにアクセスできるのはFBI、司法省、国務省のどこかだ。
ロマンの目的がチームの秘密を暴くことだとはっきりしたことで、ハーストはリードに身辺整理を指示した。事件解決後、「もう自宅へ戻った」と嘘のメッセージをザパタへ送ったリードは国務省のウェストと一緒にいた。ふたりが車に乗る姿を、メッセージを受け取ったばかりのザパタが見ていた。
ロマンとジェーン
ロマンはトム・ジェイクマンとしてブレイク・クロフォード主催のオークションへ参加した。難民キャンプの子供が作った手作りミサンガを2万ドルで落札したロマンは、ブレイクにそのミサンガを贈った。言葉巧みにブレイクの手首につけたミサンガに、ロマンはあらかじめ発信機を仕込んでいた。
結婚式のメッセージビデオに仕込まれたロマンの悪意あるメッセージを見たジェーンに、ロッシから封筒が届いた。そこには18年前ジェーンの娘を養子縁組したという書類が入っていた。
おちゃのま感想 ★★★★
えー!
ジェーンに娘が!
しかも18年前って・・・( ゚Д゚)
そりゃ、ロマンは知ってるはずですよね~。これでジェーンは自分の過去を調べることになりそうです。
チームが解散した2年の間に、リードとハーストは急接近したみたいですね。過去の苦しみを乗り越えたリードは正義側にいると思うけど、ウェストとの繋がりは気になります。