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ブラックリスト 10 第11話「帽子の男」【あらすじ感想】

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The Blacklist
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Episode11 The Man in the Hat

この記事はエピソードの内容を簡単にまとめたものです。詳細ははぶいておりますので、ご了承下さい。



【ざっくりあらすじ】フィラデルフィア郊外の小さな町にあるコンビニで立てこもり事件が発生し、人質の中にレッドらしき“帽子の男”がいると判明する。レッドがカメラの前で逮捕されることを恐れるデンベはレスラーと共に現地へ赴くが、すでにコンビニ前には報道陣が詰めかけていた。

コンビニでの出来事

銃を隠し持った犯人とすれ違った目撃者によると、人質になっているのは、店員、店内からライブ配信中だった若者、年配の女性、年配の帽子の男性、野球帽の男性の“おそらく”5人だった。

帽子の男はレッドだと確信したレスラーたちは現場を仕切ろうとするが、すばやく対処した警官の要請でSWAT部隊が到着する。レッド救出がますます難しい状況になる中、銃声が響き、犯人死亡で事件は収束する。

SWATより先に店内に入ったレスラーとデンベはレッドを捜すが、人質の中にレッドはいない。救出された人質たちは、店内にいた客は4人で、犯人を撃ったのは店員を殴った犯人を止めようとした若者だと説明する。困惑した様子の人質たちは矛盾しないよう取り繕うが、レッドを熟知するデンベを騙すことはできなかった。

レッドがいたことを認めた人質たちは事件の顛末を説明するが、裏口から逃げたというレッドは見つからなかった。レッドが見つからなかった理由は、人質たちがレッドを守ったからだった。犯人を射殺したレッドは自分はFBIの指名手配犯だと明かし、偽装工作をしながら嘘の筋書きを作り、買収した人質たちの協力で誰にも見られることなくコンビニから脱出したのだ。その後、人質たちのもとには“願いが叶うほどの大金”が届けられた。

パナベイカーの決断

郵便局の記録からレッドが削除したものには、レッド自身を守る免責特権も含まれていた。意図の分からないレッドの行動を把握するため、クーパーは自ら手を挙げたシーヤにレッドの監視を任せる。クーパーはどこか投げやりなシーヤを気にかけるが、理由は母の人事記録から自分が養子だと知ってしまったからだった。

一方、レッドがウージンを処刑した件は、パナベイカーを激怒させた。司法長官へすべて報告するつもりのパナベイカーと対峙したレッドは、かつてパナベイカーが家族のためにした違法な内容の録音を渡し、パナベイカーがチームに力添えをする理由は「世界には彼らがいたほうが確実に良いから」と指摘する。「あとは好きにしてくれ」と言い、飄々と立ち去るレッドを見送ったパナベイカーは、司法長官との面会をキャンセルした。

 

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おちゃのま感想

レッドがコンビニ強盗に巻き込まれる件は寄り道のような物語でしたが、このところ単独行動しているレッドにとって、恐ろしいのはウージンのような敵よりも、不測の事態かもしれません。レッドを愛する人は(例えばデンベとか)、現状を不安に思ってるでしょうね。

 

さて、今回の見どころは、レッドとパナベイカーさんの対決(?)シーンでした。ふたりを信じてはいるけれど、妙にハラハラさせられました。沸点に達してたパナベイカーの怒りを鎮めたレッドは、やはり一枚上手。パナベイカーがレッドと手を組む理由は、クーパーと同じで、世界をよりよくしたいからなんですよね。ただ、クーパーはレッドの良い面も見ているけれど、パナベイカーにとってレッドは犯罪者でしかないのも事実。難しい関係です。

 

ところで、シーヤにはなにか秘密があるんでしょうか。養子だったという展開をどう受け止めればいいのやら。
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