
Episode20・21
混乱するプリンセスと、ダリルとの間にあるわだかまりを悟ったキャロルの2つの物語。
第20話 破片(Splinter)
ステファニーとの待ち合わせ場所に現れた武装集団は「危害は加えない」と言いながらも、プリンセスをかばおうとしたユミコを殴り倒す。狭くて暗い車両に監禁されたプリンセスは徐々に不安定になっていく。
自分を保とうとしていたプリンセスは、隣の車両にケガをしたユミコがいると気づく。抵抗した自分のせいでユミコが乱暴されたと感じるプリンセスは、「話し続けて」と言うユミコの求めに応じ、母と継父にひどい扱いをされた子供時代のつらい経験を聞かせる。
返事をしなくなったユミコを心配するプリンセスは車両から脱出するが、向かいの車両にいるユージーンに止められる。ステファニーの仲間なら善人だと言うユージーンに従い自分の車両に戻ったプリンセスだが、その後、面接の場でユミコの安否を聞き続け、反抗したとして殴られてしまう。
混乱がエスカレートするプリンセスは幻覚のエゼキエルに「よそ者をむやみ信じるな」と言われ、食事を運んできた衛兵を襲う。何が現実なのかわからなくなったプリンセスは衛兵の銃を奪い逃げ出すが、“友達”になったユミコたちを置いていけなかった。
自分の車両に戻ったプリンセスはまだそこにいる衛兵に謝り、精神的な問題に対処するため想像力が育ったと説明する。失態をさらしたくないと言う衛兵に、プリンセスは「助け合う方法はある」と提案し、面接ではぐらかした質問に答える。
質問にすべて答えたプリンセスが「いつ友達に会える?」と聞くと、“今だ”と返事した衛兵は合図を送る。待ち構えていたかのように車両の扉が開かれ、外には拘束され頭巾をかぶせられたユミコたちがいた。
第21話 分岐(Diverged)

(第18話「俺を見つけてくれ」の続き)
ダリルと気まずくなったキャロルはドッグと共にアレクサンドリアへ戻る。やろうと思っていた仕事は留守中に片付いており、キャロルは「何か手伝う?」とジェリーに声をかけるが、ジェリーの返事は「君の手を借りるほどじゃない」だった。
仕事がないことに困惑するキャロルは、空腹だというジェリーのためにスープを作ることにする。ジェリーはミショーンのキッチンにマギーたちがいると教えるが、キャロルは貯蔵庫の電気ポットで調理を始める。
ネズミのせいで仕込んだスープが台無しになり、キャロルはネズミ捕獲の罠を作る。塀の外でウォーカーを倒しながらスープの食材を手に入れ、ソーラーパネルも修理したキャロルは満足げだが、せっかく罠にかかったネズミに逃げられる。
落胆するキャロルは、甘えるドッグ相手に本音を漏らす。ダリルとの間にできた問題は、謝罪したとしても解決しないとわかっているキャロルは「私は出ていくべき?」と、ドッグに問いかける。
翌朝、キャロルを訪ねたジェリーは、貯蔵庫の壁をボロボロに破壊したキャロルを心配する。何事もなかったかのように壊した壁の残骸を片付けるキャロルだが、キャロルの落ち込みの原因はダリルだと察しているジェリーは何も言わずハグで励ました。
貯蔵庫の壁が修復される頃、ダリルが戻ってきた。差しさわりのない会話でダリルを迎えたキャロルは、借りたままだった万能ナイフを差し出す。旅の途中、別のナイフを手に入れたダリルは「やるよ」と返事する。ダリルはキャロルに貸したナイフがなかったせいでバイクの修理に手こずったことには触れず、キャロルもまた壁をぶち壊したことには触れなかったかった。
おちゃのま感想
この2つのエピソードは、余談というか、つなぎというか・・・何を伝えたかったのかと妙に考えさせられる内容でした。
第20話はプリセンスの過去を掘り下げるエピソードでしたが、母と継父にひどい扱いをされた過去があるということが明かされたくらいで、ただただ混乱ぶりを描いた内容のように思えます。さらに、プリンセスの視点で描かれてるので、謎の集団については何もわからずじまいで、期待してた分、消化不良に陥ってます。彼らがステファニーの仲間かどうかさえもわからないまま・・・。
第21話については、いろいろあってもダリルとキャロルは互いが必要で、それって正に“家族”みたいだよねっ・・・てことなのかな?わざわざダリルとキャロルに追加エピソード2話も使ったので、ふたりのスピンオフの伏線になってるのだと思うんですが、今の段階で真意を考えるのは難しいです。分かったことは、アルファを倒してもキャロルは心の平穏を取り戻せないってことでしょうかね?ダリルのほうはコニーのことでわだかまりを抱えつつも、いつものように黙ってキャロルを見守ってるって感じです。
